世界的なハイテク企業の社長令嬢のダヤが何者かに誘拐される。
ダヤの警護をしていたローという人物から、脱獄のプロであるレイ・ブレスリンに
ダヤの救出依頼が入る。
相棒である、トレント・デローサと共に救出計画をたてていくが、
彼女が監禁されているのは、“悪魔砦”と呼ばれる脱出不可能な監獄だった。
犯人側のリーダーは、かつてレイが倒したレスター・クラークの息子だった。
以下ネタバレあり
シリーズものは“3”までいくと、よほどのことが無い限り、前作を上回ることは
無いので期待しないで観始めました。
観た理由は一つ、デイヴ・バウティスタが出演していたから。
個人的クライマックスは、デイヴ・バウティスタ演じるトレントが、
ケルテックのKSGという散弾銃をぶっぱなすシーン。
殺害シーンなどは、苦手なのですが、撃ったあとキラキラするので
少し怖さが半減?出来ました。
似たもの同志の素手での戦闘シーン。
ラストのスタローンのガチンコ勝負より、良かったです。
誘拐犯レスター・クラーク・ジュニアを演じるのは、デヴォン・サワ。
映画「ファイナル・デスティネーション」のイメージが強い俳優さん。
あの頃より歳を取り、ワイルドでかっこよくなっていました。
悪人とはいえ、父親がコンテナの中に閉じ込められて熱死したことで
レイを恨んでいるという設定。
閉所恐怖症なもので、少しだけ同情。
誘拐された令嬢の元恋人役としてマックス・チャンも出演。
ずーっと、河村隆一さんが片隅にちらつき続ける。
難攻不落の悪魔砦の撮影場所は、「ショーシャンクの空に」で有名な
オハイオ州立教護院。
どうりで観たことあった!
ストーリーのほうは、色々とツッコミどころ満載。
元々、ストーリーを楽しむよりも、アクションを楽しむ作品だと思うので
こんなものでしょう。
さすがに、4は無いよね?