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恋の予感?! ~ホテルリノベ奮闘記~ Falling Inn Love

仕事と彼氏を同時に失ったガブリエラは、ニュージーランドにあるホテルのオーナー募集の広告をネットで見つけ、応募する。
優勝したガブリエラは、アメリカからはるばるベルバード・バレー・ファームにやって来たが、ネットで紹介されていたホテルの写真と違い、ホテルは荒れ果てていた。

以下ネタバレあり

 

ガブリエルは、恋人のディーンとの進展しない関係に悩んでいた。
友達に相談し、結婚を迫るが、ディーンにその気はないと知る。
会社は倒産し、恋人との未来が無いと気付いたガブリエルは、ネットで見かけたホテルのオーナー応募に申込み、意気揚々とニュージーランドへ向かう。

 

ニュージーランドに到着したガブリエル。
最寄りのバス停で降りるが、どこまでいってもがたがたの田舎道が続いていた。
ガブリエルの不注意で、スーツケースが転がり落ち、車に激突。
運転していたのはジェイクという親切な男性だったが、初対面の男性の車に乗りたくないと厚意を無下にする。

その後、ホテルに到着するが、ネット広告の写真と違い、荒れ放題の状態。
仕方なく一人で修繕を始めるが、リノベーション経験がないガブリエルには無理があった。

町の工務店のノーム(ノーマン)や園芸店のシェリー等、町の人々の協力で、ホテルの修繕が少しずつ進んでいき、最悪な出会い方をしてしまったジェイクと共同オーナーになることに。

町で唯一のB&Bを経営するシャルロッテが唯一の悪役で、何かと邪魔されるが、言うほど悪人ではない人物。

 

案の定、ジェイクとガブリエルは恋に落ちる。
ホテルが完成し、転売出来たら、アメリカへ戻る予定だったガブリエルだが、ニュージーランドで新しい人生をスタートさせる。
~終~

 

登場する町の人々は皆良い人ばかり。
意地悪する人物がたった一人出てきますが、大したことはせず。刺激ゼロの展開。
もし、自分がニュージーランドの片田舎に引っ越したとしたら…などと想像しながらのんびり見ることをお勧めします。
私が今までみた映画であれば、親切過ぎる町民=恐ろしい目的がある…とか、親切なイケメン=シリアルキラー…とか、いったん町に入ると出ることが物理的に出ることが出来なくなる…など、主人公が追い詰められる展開ばかりだったので、途中うとうとと…。
一番驚かされるのが、ヤギってどういうことだろう?

 

リノベ途中、壁の中から古い手紙が見つかる…という場面が。
ジュリエットからの手紙」っぽいなと思いつつ、この手紙が何か時空を超えた奇跡など起こしたりするのか?と期待をするも、ラストでこの二人が無事結婚していたとさらっと紹介されるのみ。
ラブレターを送りあうことをこのホテルの伝統にしていこう…というジェイクに、ガブリエルうっとり♡というエンディング。

 

【映画ロケーション】

街の風景として映っていた教会 St. George's Anglican Church

 

町のカフェ(The Cottage Lane Cafe) Suger Cafe

 

ノーム(ノーマン)の店 Read Bros Hardware Ltd

 

ビーチのシーン

Te Henga WalkwayからBethells ビーチへ歩いていく。