ベトナム系アメリカ人のサシャと中国系アメリカ人のマーカスは、隣に住む幼馴染。
両親が忙しくひとりぼっちだったサシャを、いつもマーカスの両親は、優しく迎え入れてくれていた。
サシャはシェフの夢を追いかけるためサンフランシスコを離れ、マーカスは地元でバンドを続け、16年間別々の道を歩んでいた。
以下ネタバレあり
サンフランシスコに住むベトナム系アメリカ人のサシャは、両親が仕事で忙しく、子供の頃、いつも寂しい思いをしていた。
隣に住む幼馴染のマーカスの両親がサシャを心配し、いつも家に迎い入れていた。
料理上手なマーカスの母に影響され、サシャはシェフになる夢を持つ。
10代になり、幼馴染から恋人同士に発展しかけた二人だが、あることがきっかけで、音信不通になってしまう。
16年後、新進気鋭のシェフとなったサシャは、今やサンフランシスコ出身の著名人となり、セレブな日々を過ごしていた。
一方、マーカスは父の仕事の手伝いをしながら、売れないバンドマンのまま。
新店舗の開店準備のため、サンフランシスコに戻ったサシャは、マーカスと再会する。
サシャには婚約者、マーカスには恋人がいたが、徐々に二人の距離が縮まっていく。
驚かされたのは、キアヌが本人役で登場したこと。
ジェニー同様、私も口があんぐり!
自分と結婚する気がない婚約者と別れたサシャが、サンフランシスコで出会ったのが、キアヌ・リーブスという設定。
二人は付き合っている設定なのだが、レストランでのキスシーンがすごいことに!
本人役なのですが、良い人で有名なシャイなキアヌが、この作品で厭味ったらしいセレブを演じていて、キアヌの懐の深さを感じていました。
映画の中で、マーカスとキアヌが喧嘩になり、『俺を殴れ!』と挑発するキアヌに、マーカスが思い切り殴る場面があります。
サシャが、マーカスに『キアヌを殴ったことを歌にしたら?』と言ったところで、映画が終わるのですが、映画のタイトルにもなっているマライア・キャリーの“Always Be my Maybe”から、マーカスの“I punched Keanu Reeves”という歌に切り替わります。
♪俺はキアヌ・リーブスを殴った、あのジョンウィックだぞ。俺を神と呼んでくれ。
というような歌詞で始まり、笑ってしまいました。
♪ネオは弾をかわせても、俺のパンチはかわせない
みたいなことも言ったり。
キアヌ、オチ扱いです。
【映画ロケーション】
マーカスにだけサービスをする中華街の店 New Town Bakery & Restaurant
実際は、サンフランシスコではなく、バンクーバーの中華街(唐人街)にある。
表彰式前に取材を受けるサシャの前で、マーカスが告白する場面。
バンクーバー美術館
マーカスの母の手料理がベースのお店