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6アンダーグラウンド 6 Underground (2019)

6 Underground (Music From the Netflix Film)

ネオジム磁石で莫大な財を成したビリオネアの通称“ONE”は、自分の死を偽装し、政府が手を出せない独裁者やテロリストを倒すため、優秀な人材を集め、同じように過去を捨てゴーストとなったメンバーとチームを結成する。中央アジアトゥルギスタンの独裁者ロヴァク・アリを倒すために、彼らは闘いはじめるが…。

以下ネタバレあり

 

ONE : ネオジム磁石で莫大な富を得たビリオネア チームリーダー
TWO : CIAの元スパイ
THREE : ヒットマン
FOUR : パルクールのプロ
FIVE : 医者
SIX : プロドライバー
SEVEN : 狙撃手

 

フィレンツェ
トゥルギスタンの4人の将軍の弁護士を殺すが、SIXを亡くす。


【ラスベガス】
ロヴァク・アリの部下である将軍らを暗殺

 

【香港】
ムラット・アリを救出

 

※ラスト ネタバレ注意

 

【トゥルギスタン】
独裁者ロヴァク・アリの演説を放送しているテレビ局をハッキングしてムラットの声をテレビで流すことに成功。
国民がその声を聞き、独裁者を倒すために立ち上がり始める。
ロヴァクはヨットに逃げ、ムラットは宮殿を占拠することに成功。
メンバーは、ロヴァクのヨットを襲撃し、ワンが発明した磁石を使い、ロヴァクの部下を全滅。

ヘリコプターで逃走しようとするロヴァクを、難民たちがいる砂漠に落とし、難民らはロヴァクをなぶり殺しにする。
ムラットが、新しい大統領となる。 
~終~

 

ストーリー的には、ありがちな内容なのだが、物凄いアクションシーンの連続に口をあんぐりと開け驚かされたまま観終えるので、満足感はある。
1番の感想が、お金かけすぎ…だった。
ネットフリックスでは、「アイリッシュマン」に次ぐ高額製作費だったよう。
まあ、エンターテイメント業界で稼いだ人物ベスト4だっただけある。 

監督の特殊撮影車両はファンの間では有名だが、これだけのアクションを披露したスタント陣も物凄いメンバーがそろっていたようだ。

 

冒頭の墜落シーンは、著名な曲芸飛行のパイロットのカービー・チャンブリスの操縦した飛行機だという。(動画は映画に関係ないものです。)

 

FOURが柱に次々飛び移るシーン。
スタントは、パルクールのプロのCallum Pawel。

 

Callum Pawelが所属する、パルクールのプロチーム“STORROR”が映画に参加している。動画のタイトルにある“Bayhem(ベイヘム)”というのは、マイケル・ベイ監督が得意とするド派手アクションを示す造語で、ベイ(名)+mayhem(破壊行為という単語)を組み合わせて作られたそうだ。

途中、ベイヘム研究所という謎の研究施設の映像あり。

 

【映画ロケーション】

トゥルギスタンのシーンは、アブダビで撮影されている。
ラスベガスのシーンも実はアブダビで撮影されていた。
(Etihad Towersのカンファレンスセンターでの撮影等)

 

トゥルギスタンの大統領官邸は、アブダビエミレーツパレス(ホテル)での撮影。

 

円形のビル:アルダーHQ(本社ビル)