ネオジム磁石で莫大な財を成したビリオネアの通称“ONE”は、自分の死を偽装し
政府が手を出せない独裁者やテロリストを倒すため、優秀な人材を集め
同じように過去を捨てゴーストとなったメンバーとチームを結成する。
中央アジアトゥルギスタンの独裁者ロヴァク・アリを倒すために、彼らは闘い
はじめるが…。
以下ネタバレあり
ONE : ネオジム磁石で莫大な富を得たビリオネア チームリーダー
TWO : CIAの元スパイ
THREE : ヒットマン
FOUR : パルクールのプロ
FIVE : 医者
SIX : プロドライバー
SEVEN : 狙撃手
【フィレンツェ】
トゥルギスタンの4人の将軍の弁護士を殺すが、SIXを亡くす。
【ラスベガス】
ロヴァク・アリの部下である将軍らを暗殺
【香港】
ムラット・アリを救出
※ラスト ネタバレ注意
【トゥルギスタン】
独裁者ロヴァク・アリの演説を放送しているテレビ局をハッキングして
ムラットの声をテレビで流すことに成功。
国民がその声を聞き、独裁者を倒すために立ち上がり始める。
ロヴァクはヨットに逃げ、ムラットは宮殿を占拠することに成功。
メンバーは、ロヴァクのヨットを襲撃し、ワンが発明した磁石を使い
ロヴァクの部下を全滅。
ヘリコプターで逃走しようとするロヴァクを、難民たちがいる砂漠に落とし
難民らはロヴァクをなぶり殺しにする。
ムラットが、新しい大統領となる。
~終~
ストーリー的には、ありがちな内容なのだが、物凄いアクションシーンの連続に
口をあんぐりと開け驚かされたまま観終えるので、満足感はある。
1番の感想が、お金かけすぎ…だった。
ネットフリックスでは、「アイリッシュマン」に次ぐ高額製作費だったよう。
まあ、エンターテイメント業界で稼いだ人物ベスト4だっただけある。
監督の特殊撮影車両は、ファンの間では有名だが、
これだけのアクションを披露したスタント陣も物凄いメンバーがそろっていたようだ。
冒頭の墜落シーンは、著名な曲芸飛行のパイロットのカービー・チャンブリスの
操縦した飛行機だという。(動画は映画に関係ないものです。)
FOURが柱に次々飛び移るシーン。
スタントは、パルクールのプロのCallum Pawel。
Callum Pawelが所属する、パルクールのプロチーム“STORROR”が
映画に参加している。
動画のタイトルにある“Bayhem(ベイヘム)”というのは、マイケル・ベイ監督が
得意とするド派手アクションを示す造語で、ベイ(名)+mayhem(破壊行為という
単語)を組み合わせて作られたそうだ。
途中、ベイヘム研究所という謎の研究施設の映像あり。
【映画ロケーション】
トゥルギスタンのシーンは、アブダビで撮影されている。
ラスベガスのシーンも実はアブダビで撮影されていた。
(Etihad Towersのカンファレンスセンターでの撮影等)
トゥルギスタンの大統領官邸は、アブダビのエミレーツパレス(ホテル)での
撮影。
円形のビル:アルダーHQ(本社ビル)