警察官のスペンサーは、ある事件をきっかけに、上司のボイラン警部の行動に疑念を抱くようになる。ある日、警部の家庭内暴力の現場を見たスペンサーはカッとなり、自宅前で警部をボコボコに殴り倒し、過剰暴行の罪で服役することになる。
5年の刑期を終えて出所したその日、ボイラン警部が殺害される事件が起こる…。
以下ネタバレあり
原作は、ロバート・B・パーカーの“スペンサー・シリーズ”を、パーカー死後に書き継ぐ作家として選ばれたエース・アトキンスが書いた2013年の“Robert B. Parker's Wonderland”。
学生時代、ロバート・B・パーカーの私立探偵スペンサーシリーズにはまっていたことがあったので、Netflixで見つけてすぐに観始めた。
マーク演じるスペンサーよりも、ウィンストン・デュークが演じたホークが愛すべきキャラクターだった。
テレンスの息子に「巨人なの?」と聞かれるシーンが好き。(身長195cm)
猫ちゃんが殺されたことに怒り、悪人の派手な車に猫マークの傷をつけたりと動物に優しい設定がまた良い。
スペンサー、過剰暴行で服役していたのに、やたらと自ら殴られに行く。
冒頭、刑務所で出所前に絡まれ、やっちまえ!の声に煽られ、喧嘩スタート。
亡くなったテレンスの相棒から話を聞くため、警察官の行きつけの店に乗り込み、結果トイレでボコボコにされたり。
こんな時、大泉さんの「喧嘩の道、男の道」「喧嘩太鼓」の話を思い出していた。
【映画ロケーション】 アメリカ・ボストン
ワンダーランド(カジノ建設予定地)
ワンダーランドで待つ悪党らにトラックで突っ込む二人。
トラックのにおわせがひどかったので、ラストで派手に使われるのだろうな…と思っていたので、やっぱり出た!と笑ってしまった。
鉈を持つ刺客に囲まれるスペンサー。
空き店舗になっているが、看板は、映画で映っているものと同じ。
金の流れを追い、張り込みをする場面。 Brazilian Community of East Boston
オーガニックカフェ 店の名前はそのまま使われている。
LIVE ALIVE ORGANIC CAFE
ラストシーンの浜辺 白い建物:Point of Pines Yacht Club