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ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜 Eurovision Song Contest: The Story of Fire Saga (2020)

Eurovision Song Contest: The Story of Fire Saga (Music from the Netflix Film)

ラースは、子供の頃から歌うことが大好きで、幼馴染のシグリットと

ユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝することを夢見ていた。

しかし、漁師の父親には理解されず、仲違いの原因になっていた。

ある事件が起こり、ラースとシグリットのバンド”ファイア・サーガ”が

ユーロビジョン・ソング・コンテストアイスランド代表として出場することになる。

ラースは、長年の夢を叶えるラストチャンスだと意気込み、シグリットと

出場するのだが…。

 

以下ネタバレあり

 

 

私の大好きなレイチェル・マクアダムスの出演作だが、ウィル・フェレル

奇抜で濃すぎるコスチューム姿に手が出せずにいた。

お勧め作品として、チラチラと視界に入りこむ日々が続き、意を決して観ることに。

 

ネットでの評価はいまひとつだが、私はとても楽しめた。

レイチェルの見栄えの良さを引き立てない作品だけれども、キュートな役どころが

彼女にぴったりだった。

 

ウィル・フェレル演じる主人公のラースに、前半はイライラさせられるが

徐々に応援したくなり、あの滑稽さも彼の生き様に見えてくる。

ウィル・フェレルがこの作品を制作しようとしたきっかけは、スウェーデン人の

ヴィヴィカ・ポーリンのいとこの家でコンテストを観たことがきっかけだという。

 

 

日本ではあまり知られていないが、ユーロビジョン・ソング・コンテスト

1956年から続く超大型歌合戦番組。

大会出場がきっかけで、ABBAセリーヌ・ディオンは、その後大スターに。

残念ながら、今年は新型コロナの影響から、2020年5月に予定されていた

コンテストは中止に。

映画内で、子供の頃のラースが観ていたのが、1974年のABBAの映像。

 

 

ラースが回し車で登場し、大惨事になったシーンは、2014年に出場した

Mariya Yaremchukの“ティック・トック”のオマージュと言われている。

 

 

地元で人気の歌 “Jaja Ding Dong” は、過去、ユーロビジョン・ソング・

コンテストで人気が出た、サビが覚えやすく、誰でも歌いやすい曲を参考に

作られたようです。

似たタイトルであると、Ding -A-Dongという歌。

海外のサイトでも、オマージュではないかと書かれていました。

 

 

【映画ロケーション】

 

 
 
 
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アレクサンダー・レムトヴの屋敷 Knebworth House

 

地元の風景で映る建物 (アイルランド北部にある港町フーサビーク)

 

 アイスランド国営テレビの外観 (アイスランド大学)

 

アメリカ人の旅行者と出会うシーン 

ロス・ファウンテン 1872年に設置された鋳鉄製の噴水