世界各地で、大勢の人間が次々に消失する異常事態が起こった。
残された人々はパニックになり、その一部は暴徒化し、街は大混乱に。
パイロットのレイが操縦するジェット機でも、副操縦士が突然消え、
半数の乗客も荷物と衣類を残し消えてしまう。
管制塔とも連絡がつかず、乗客らがパニックを起こす中、乗客の命を守り
家族と再会するため、レイはジョン・F・ケネディ空港へ向かう…。
以下ネタバレあり
原作は、ティム・ラヘイ、ジェリー・ジェンキンズの小説「レフトビハインド」。
ティム・ラヘイは、エスカレーターのシーンで、カメオ出演しています。
ニコラス・ケイジの兄弟がこの小説のファンで、出演を押したと言われています。
ところが、映画は大コケしてしまい、第35回ゴールデンラズベリー賞で
最低作品賞、最低脚本賞、最低主演男優賞の3部門にノミネートされてしまいます。
確かに、どこかで観たような設定があったり、単純な展開でひねりもなく
終わってしまうので、満足感は少ない。
私は吹替で観たので、パニック時の小山力也さんのセリフが堪能でき
個人的には結構満足!
(最近では、サバイバーで小山力也さんの声を堪能中。)
内容は、航空パニック+終末パニックの二本立て。
人々の消失=携挙、だという設定。
7年間の患難が始まる前に、真のクリスチャンは患難を避けるために、神に携挙される
という聖書の終末論をもとに描かれています。
信じるものは救われる…という言葉、ひねくれているからか妙に納得いかず
1人取り残された神父が気の毒で仕方がなかった。
私はどうせ携挙されないだろうから、新型コロナで窮屈な生活が続いても
何が起きても、何とか生き残って、家族を守ります。
世界各地で、Apocalyptic Soundsと呼ばれる怪音が聞こえているそうで
これが、終末の音なのでは?とも言われていますが、聖☆おにいさんファンとして
“クライマックス?”と思うようにしています。
【映画ロケーション】
モールの撮影
2013年8月から、4週間ほどルイジアナ州で撮影されていたようです。
周囲の道路で大がかりな交通規制があったという記事もありました。