ロージー・ダンとアレックス・スチュワートは、6歳のころからの親友。
イギリスの田舎町を出て、アメリカのボストンの大学へ進学しようと約束し、二人とも合格するが、ロージーは、クラスの人気者クレッグにプロムに誘われ、その夜に関係を持ち、妊娠してしまう。
アレックスはボストンへ行き、ロージーは地元に残り、一人で子育てすることに。
以下ネタバレあり
原作は、セシリア・アハーン「愛は虹の向こうに」。
(あらすじ)
6歳の頃からの親友ロージーとアレックス。
お互い気になる存在だが、友情を大切にしようと思うあまりに恋心を伝えられずにいた。
すれ違い① 高校のプロム
アレックスは、ベサニーからロージーは、グレッグから 誘いを受けOKする。
ロージーは、アレックスとベサニーとの関係を嫉妬し、アレックスは、到着したプロム会場で後悔するが、時すでに遅し。
グレッグの避妊失敗により、ロージーは妊娠してしまう。
すれ違い② 卒業後の進路
ロージーは、ボストンの大学でホテル経営を学ぶことを目標にしていたが、カトリックであるため、中絶せず産む決意をし、イギリスに残る。
アレックスは、大学進学のために渡米。
ロージーは、出産後、子供を里子に出し、改めて大学進学を目指そうと考えるが、可愛い子供が手放せず、進学をあきらめる。
すれ違い③ 新しい恋人
アレックスは、クラスメイトのサリーと交際。
ロージーは、ホテルの清掃員として働きはじめ、実家を出て自立し、新しい恋人も。
すれ違い④ アメリカでの再会
ロージーは、アレックスと再会し、良い雰囲気になるが、お互い距離が縮まらない。
アレックスの自宅へ案内され、パートナーのサリーと対面。
アレックスとサリーとの関係に苦言し、2人は喧嘩別れする。
すれ違い⑤ グレッグ登場
ロージーの前に、あのグレッグが現れる。
アレックスを待つことを諦め、グレッグとの結婚を決意するが、実は、アレックスは破局していた。
すれ違い⑥ ロージーの父親の死去
ロージーの父親が亡くなり、葬儀にアレックスがかけつける。
グレッグの態度を見て心配したアレックスは、ロージー宛に手紙を書くが、先に見つけたグレッグが、手紙を隠してしまう。
すれ違い⑦ グレッグの浮気
グレッグの浮気現場を押さえたロージーは、離婚を決意。
家の中にあるグレッグの私物を処分している時に、グレッグが隠し持っていたアレックスの手紙を見つける。
すぐにアレックスに電話をするが、ベサニーが電話に出て、2人の婚約を知らされる
すれ違い⑧ アレックスの結婚
ベサニーから、結婚式での花婿付添人を頼まれたロージー。
披露宴でのスピーチで、今までのアレックスへの思いを語る。
一緒に招待された、ロージーの娘ケイティが、突然ボーイフレンドにキスされ戸惑っていると、アレックスが「彼を拒むと、彼はケイティのことを諦めるために、他の女の子と付き合いだす。」と自分の過去の心情を交えてケイティに語りかける。
アレックスとロージーは、ようやくお互いの気持ちに気づく。
ロージーを空港で見送るアレックス。
新婦であるベサニーは、ロージーを見つめるアレックスを複雑な表情で見つめていた。
その後、ロージーはホテルの同僚と共に、海辺のホテルを開業する。
宿泊客としてアレックスが現れ、ベサニーと別れたことを告げる。
すれ違っていた二人の恋がようやく成就する。 (完)
撮影風景
2人がすれ違うたびに、まだ?まだ?とイライラ。
ハッピーエンドなのに、ようやくすぎると少しムッとする。
今日は、すれ違いを楽しめる心の余裕が無いのかもしれない。
観続けたのは、リリー・コリンズが可愛かったから。
【映画ロケーション】
シェルボーン・ホテル ロージーの父が働くホテル
ベサニーを見かけ、咄嗟に隠れるシーン。
結婚式のシーン Powerscourt House & Gardens
ロージーのホテル Tara Hall(アイルランド)