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ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 S3 #3 悪夢 The Handmaid's Tale Useful

The Handmaid’s Tale: Season Three [DVD]

WOWOW公式よりあらすじ抜粋

反乱を企てた女中たちは処刑され、コーラも姿を消す。ジューンは自分の身を守るべくローレンスに取り入ろうとするが失敗。彼の真意を探ろうとするたび翻弄されてしまう。そんな中、ローレンスはジューンをある場所へ連れて行く。一方、実家に戻ったセリーナ・ジョイ。娘を手放したことを悔やみ、悲嘆に暮れる彼女に母親パメラは夫フレッドのもとへ戻れと突き放す。すべてに疲れたセリーナ・ジョイはジューンを訪ねて……。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

主人公:ジューン(現在は、オブジョセフ)

ジョセフ・ローレンス司令官を味方にできないか探り中。

ローレンス司令官が、過去出版した書籍を知る。

 

ジョセフ・ローレンス司令官

・司令官会議中、故意にジューンを給仕として働かせ、屈辱的な扱いをする。

・ローレンス司令官が過去に出版した書籍が映る。

・ジューンに、シカゴ暴動で捕まったコロニー行きの女性達の中から、

 5人を選べと命令する。

 

セリーナ・ジョイ

・騒動への戒めとして、小指を切断される。

・実家の母から、夫であるウォーターフォード司令官の元へ戻るよう促される。

 

フレッド・ウォーターフォード司令官

・ジューンにもセリーナにも未練あり。

・妻セリーナの騒動で、降格に。

 

ニック

・司令官に昇格

・シカゴへ異動

・まだジューンを愛している

 

 

日本語のエピソードタイトルは「悪夢」だが、原題はUseful「役立つ」で

原題がこの回の真のテーマだ。

ジューンたちの味方か?と思われたローレンス司令官だが、

このエピソードでは、やたらジューンを煽ってくるような言動をする。

言われた瞬間は、ジューンもカッとなるが、ローレンス司令官の言葉の真意を

理解した様子にも思えた。

 

ローレンス司令官が何故、エミリーをカナダに逃がしたのか?

のちの世界のために役立つ人材だからと説明する司令官。

 

ジューンなら、何が出来るのか?

何をすれば役に立つのか?

 

 

シカゴの暴動で捕まった女性達の中から、コロニー行きから逃れ、女中になる

(生き残る)者を5人選べという究極の選択を司令官からせまられる。

ジューンは拒絶するが、最終的に、エンジニアとIT技術者、ジャーナリストと

法律家、泥棒の5人を選び、司令官に5人のプロフィールを手渡す。

レジスタンス活動に必要な人材(職歴)を選び抜いていた。

 

精神的にも肉体的にもダメージがあったセリーナだが、

ジューンに励まされ、死ぬことも止め、何かふっきれた表情。

彼女はジューンたちと共に、戦っていくことを選んだのだろう。

 

最後のジューンのセリフ(ギレアドの男たちへ向けて)

いずれ、時が来たら立ち上がる。待ってなさい。