2001年、アフリカのマラウイ共和国は、大かんばつに苦しんでいた。
大人たちには策がなく、食糧は底をつき、雨ごいのために祈ることしかできない。
14歳のウィリアムは、学費を払えず通学を断念していたが、先生の乗っている
自転車のライトからヒントを得て、自転車のダイナモ(発電機)を利用し
電気を起こすことができないかと、独学で研究し始める。
以下ネタバレあり
原作は、ウィリアム・カムクワンバとブライアン・ミーラーの同名作品。
映画のラストでも少し映っていましたが、TEDでのウィリアム・カムクワンバ。
図書館で、“ Using Energy ”というタイトルの本を見つけ、風力発電の製作を
はじめたと語っている。
ウィリアム本人に関するウィキペディアの情報を確認して、気になった内容を
紹介します。
・年間80ドルの学費が払えずにセカンダリーを辞めていた。
・2002年、マラウイ人全体のわずか2%しか電気の供給を受けていなかった。
・ゴミ捨て場を漁るウィリアムを、他の住民は不審な目で見ていた。
(頭がおかしくなった、呪術の影響、マリファナ等噂されていたようだ。)
・建設中に幾度か感電!
彼が電気をつけた時は、どれだけ村人が驚愕しただろうと思うと、想像しただけで
ワクワクしてしまう。
最初は、昔の話だろうと思っていたが、2002年の話と知り驚いた。
ウィリアム役のマックスウェル・シンバのインタビュー
ウィリアムに負けずと優秀な青年のよう。
将来、マサチューセッツ工科大学に進学したいと語っていたそうだ。
【映画ロケーション】
映画は、実際にマラウイ共和国で撮影されたと書かれていた。
どこかは不明のため、ウィリアムの出身地ドーワの地図を張り付けておきます。
どこかに風車が立っているのでしょうね!