金融企業のCEOで、資産10億ドルの富豪のレイチェル・トーマスは、
別荘に滞在中、脚本家の夫ピーターと湖にボートを出し、酔った勢いで
酷い言い争いになる。
翌日、朝目覚めると、昨日のヨット後の記憶が無く、夫の行方を捜し
ヨットの上の血痕を見つける。
ピーターの遺体には、頭に鈍器で殴られた跡があり、警察は妻レイチェルを
第2級殺人で起訴する。
以下ネタバレあり
夫婦喧嘩
ヨットの上のトーマス夫妻。
レイチェルは、大富豪のCEOで、夫ピーターは売れない脚本家。
ピーターの浮気が発覚し、酒の勢いもあり、大げんかが始まる。
夫は、浮気を認めず、怒るレイチェルをなだめている印象。
※10年前に売ったマンションに戻りたいというレイチェル。
小切手の不渡り
大富豪のレイチェルトーマスから渡された手付金の小切手が
何故か不渡りになる。
裁判スタート
ブルは、小切手の不渡りよりも、レイチェルが裁判の被告人で
あるのに、全く動揺していない様子を心配する。
レイチェルは、ブルの話を聞きながら、ひたすらメモを取る。
証人:ヘレン・ポッター
別荘の3軒隣に住む女性
湖に面した家のため、トーマス家の船着き場や別荘が良く見える。
トーマス夫妻の不仲を証言するが
逆にピーターとの関係が露見する。
愛犬の死亡証明書
レイチェルの手首のあざは、犬の散歩で転んだと説明したが
愛犬は既に死亡していた。
若年性アルツハイマー病
ブルは、レイチェルの会社に訪れ、病気について質問した。
2年半前に、イギリスで偽名で検査をし、軽度と診断されたが
必ず中度になると医師から告げられていた。
後世に名を遺す人間になりたいと話すレイチェル。
心神喪失による無罪に切り替えることを話すが、拒絶されてしまう。
勝訴につながる証拠品
勝訴の繋がる証拠品が発見される。
ブルは、レイチェルに無罪を勝ち取った後、職を辞することを提案する。
このまま仕事を続け、病気が発覚すると、顧客や役員から訴えられる
ことになると説明し、毅然と辞任し、運命に立ち向かうよう説得する。
被告人の無実の立証
①科学捜査を担当したミラー博士。
証拠のビニール袋
(こすれて付いた口紅、日焼け止め、まつげ1本・かなりの量の痰)
痰=レイチェルのDNA
夫は、レイチェルにビニール袋をかぶせ、殺害しようとしていた。
②アレンデール医師
逮捕時のマグショット
目の腫れ、目の下の毛細血管が切れた様子⇒気道を塞がれた時の症状
腕のレントゲン
小指の骨折⇒防御創(攻撃から身を守るため)
夫ピーターのレントゲン
体の自由を奪われたものが防御した時に出来た骨折痕
勝訴から3週間
レイチェルはCEOを辞任。
アルツハイマーの研究に多額の寄付をし、ロンドンに移住。
運命に立ち向かう。逃げたりしない。と述べている。
裁判のシーンで、病気がだいぶ進行しているように思えたが
資産はあるので手厚く介護されていくのだろう。
穏やかに暮らして欲しいと、ドラマながら願ってしまう。