サム・ブルームは、家族旅行で行ったタイで落下事故に遭い、下半身不随になる。
サムは、過酷な現実を受け入れられず、自宅に引きこもる日々。
ある日、長男のノアが怪我をしたカササギフエガラスを見つける。
黒と白の模様から、ノアが“ペンギン”と名付け、家で飼い始める。
サムは、夫や子供達が出かけている間、渋々ペンギンの世話をはじめるが
徐々にサムとペンギンに絆がうまれ、サムを癒す存在になっていった。
以下、感想とロケ地紹介など
原作は、キャメロン・ブルーム(夫)とオーストラリア人作家のブラッドリー
・トレヴァー・グリーヴのノンフィクション作品
『ペンギンが教えてくれたこと ある一家を救った世界一愛情ぶかい鳥の話』。
ナオミ・ワッツが演じたサム・ブルームさん本人の映像。
手で漕ぐ自転車や、サーフィンの映像もカッコいい。
書籍や写真等の売り上げの中から、脊髄治療研究に寄付しているとのこと。
タイトルからてっきりペンギンが出てくる映画だと思っていたので
カササギフエガラスで驚きました。
【映画ロケーション】
なんと、オーストラリア・ニューポートにある実際のブルーム家で
撮影されていました。
他にも、サム・ブルームさんのインスタグラムで映画関連の画像が
複数公開されています。
アバロン・ビーチやパーム・ビーチ等で主に撮影されています。
主人公が精神的にも肉体的にも苦しむ様子が辛かったけれど
やはり長男のノアが、自分があの場所に連れて行ったせいで
母が事故にあってしまった…と悔やんでいることが観ていて一番つらかった。
母親の以前と違う様子を見て、母に恨まれている・嫌われている…と悩んで
いることが可哀そうでならなかった。
いまだ引きこもりがちな私に元気をくれた作品でした。
晴れた日に少し遠出してみます。