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ねたばれ感想 + ロケーションの紹介

この茫漠たる荒野で News of the World (2020)

News of the World (Neues

1870年。退役軍人のジェファーソン・カイル・キッド大尉は、様々な新聞から

話題になりそうなニュースをピックアップし、読み聞かせることで日銭を

稼いでいた。

ある日、倒れた荷馬車を発見し、先住民の服に身につけた少女を救出する。

巡回中の軍人から「近くの軍の検問所まで、少女を連れて行って欲しい。」と

頼まれ、仕方なく少女を連れて検問所へ向かう。

しかし、検問所では、責任者は出張で3ヶ月間戻ってこないと言われてしまい

仕方なく、ジェファーソンは自力で少女を送り届けることにする。

 

以下ネタバレあり

 

 

News of the World

 原作は、ポーレット・ジルズの小説「News of the world」。

ドイツ系移民の両親がカイオワ族(インディアン)に殺され、6歳の頃連れ去られた

ジョアンナ。育ての親であるインディアンは、ジョアンナ救出の際、殺害され

身寄りは離れた場所に住む伯母夫婦だけ。

旅をしながら、新聞を読み聞かせる仕事で日銭を稼いでいた退役軍人の

ジェファーソン・カイル・キッド大尉は、ジョアンナを送り届けるよう

頼まれてしまう。

大まかには原作通りに作られていますが、小説のラストは意外な結末を迎えています。

それも映画に入れていても良かったのに。

 

 

映画メイキング映像

 

 

【映画ロケーション】 ニューメキシコ州サンタフェ

ヴィルヘルム・レオンベルガー役のニール・サンディランズ instagramより

サンタフェは、最近映画のロケ地として注目されている場所で

「アヴェンジャーズシリーズ」や「トランスフォーマー」等でも

サンタフェの砂漠で撮影されています。

 

 

ジョアンナ役のヘレナ・ゼンゲルさんは、ゴールデン・グローブ賞

助演女優賞にノミネートされています。

彼女は、母国ドイツでも活躍中の女優。ハリウッド作品は初。

 

 

西部劇は苦手なのですが(殺し合い、決闘、原住民との闘い、悪人野放し

みたいな状況)トム・ハンクス主演ということで、観ることに。

トム・ハンクスが西部劇の作品に出るのは珍しいことではないでしょうか?

 

西部劇らしいトラブルが次々に起こります。

少女を買おうと近づいてくる3人組の男たちから追われ、砂漠で銃撃戦になったり

労働者から搾取し、邪魔者らを皆殺しにする民兵のリーダーから

自分を讃える新聞を読めと脅されたり。

非力に見える70代の老人と10歳の少女は、アイデアとチームワークで

生き抜いていきます。

 

 

 

※原作小説・映画ともにネタバレ

 

印象的な登場人物は、やはり2人を助けたジョン・カリー青年。

ジョン・カリーは、原作にも登場するキャラクターなのですが

小説では、美しく成長したジョアンナと再会し、2人は結婚しています。

 

 

善の人、トム・ハンクス主演の満足感が強い作品。

似たような作品が思い出されたりもしますが、8.5/10点です。