近未来のロシア。世界中で電力が停止するブラックアウトが発生。
月の影になっていたロシア西部の地域は、被害を免れた。
ロシア軍特殊部隊が調査を進めるが、調査に出る部隊が次々と全滅。
その後、20万年前に地球に来た異星人のイドだと名乗るものが現れ、地球に移住するために、人類を奴隷化する計画に関し話し始める。
以下ネタバレあり
【映画ロケーション】
男に絡まれたアリョーナとジェーナが、タクシーに乗り込む場面。
Москва Курская:クールスカヤ駅
確認はとれていませんが、ユーラの黄色いタクシーが駐車されているシーン。
クールスカヤ駅そばの駐車場に似ていたので、貼っておきます。
装甲車シーン:ゼレノグラード(モスクワ北西郊外 ロシアのシリコンバレー)
ラストシーン:Радиотелескоп, Пущинская Радиоастрономическая Обсерватория
電子天文台
(あらすじ)
20万年前
母星の消滅危機があった異星人らは、移住先に地球を選び、移住準備のために、ラーやイドらを地球に送り込む。
まず、先住民らを全滅させるため、自分たちに似たDNAを持つ”人類”を先住民らに対する”ウィルス”として誕生させる。
母星では、全員が巨大な移住船に乗り、冬眠状態で出発。
地球に接近
移住星が地球に接近する頃、攻撃を開始。
第1の放射能攻撃⇒電子機器の破壊
第2の放射能攻撃⇒生物絶滅
安全地域
ロシアの一部の地域では、月の影になり攻撃から逃れる。
ロシア軍特殊部隊
特殊部隊らが、被害の調査に向かうが、部隊は次々と全滅していく。
ユーラが所属する部隊は、沢山の熊に襲われる。
熊:異常行動⇒病気? ☞ ラーが、クマを奴隷化し攻撃させていた。
イドの登場
攻撃後に、人類の中に超能力を得たものが現れる。
(青年)ジェーナは、ラーと意識が繋がっており、彼の能力を利用しようとイドはジェーナに接近。
その後、ロシア軍にも接近し、自分の素性と地球移住計画を説明する。
ラーvsイド
ジェーナの能力で、ラーの居場所が特定されるが、ラーに奴隷化(ゾンビ化)された大勢の人間らに襲われ続ける。
イドとラーが闘い、ラーは死亡。
宇宙船(移住船)到着
ラーを倒すことは出来たが、巨大な宇宙船が地球に到着。
動きが無い宇宙船に、乗り込むと、冷凍睡眠中の異星人らがずらり。
異星人らのカプセルにつながっている配管を破壊すると、苦しみながら死亡する様子が見えたため、次々と配管を破壊していく。
しかし、一部分の配管を破壊することが出来ず、そのカプセルから幼い異星人ら現れる。(攻撃せず)
~おわり~
映画で使われた装甲車 BTR-82
ロシア製水陸両用車 シャーマン(Shaman 露:Шаман)も映画に登場。
(※上記動画は、映画と関係ありません。)
撮影風景が紹介されている動画。
室内での戦闘シーン。
今までの作品であれば、アメリカ中心に宇宙人と戦っていくというものがほとんどだったので、ロシア軍が戦うという展開が新鮮で面白かった。
熊の大群に襲われるシーンも、なかなか見ごたえあった。
登場人物の名前をパッと覚えられないのが難点!
ロシアでは、ドラマ化もされているようです。
イドが、自分のことを、地球人が“神”と呼ぶ存在だと説明。
そもそも、イドとラーは、いままでどこにいたのか?
地球のどこかで、彼らも凍っていたのか?
それとも、彼らだけ長寿?
8/10点(ロケ地探しが楽しかったので +1点にしています。)