韓国の名門ロースクールの教授と学生たちが、前代未聞の事件に巻き込まれて
いくミステリー作品。
検事出身のヤン・ジョンフン教授が、大手法律事務所の弁護士でロースクール
で兼任教授を務めるソ・ビョンジュ教授を殺害した罪で逮捕されるという
事件が起こる。
以下、ネタバレ感想。
ヤン・ジョンフン教授を演じる、キム・ミョンミンさん初登場シーンで
私の頭の中には、このBGMが流れ始めました。
クールな役柄だったので、このBGMは似合いませんが、最初の印象が強く
ずっと"古畑任三郎"と重ねながら観てしまっています。
この後ろ髪がまた、古畑っぽいのです。
この古畑こと、ヤン・ジョンフン教授は、名門ロースクールでソクラテス式問答法
を使った授業をしています。
ソクラテス式問答法、というと、子育てやコーチングの時によく使われている
イメージがあったのですが、授業では矢継ぎ早に教授から質問攻めをうけ
追い詰められたカン・ソルAは、プレッシャーで吐きそうになっていました。
ネットには、"ソクラテス・メソッド"は、ロースクールの授業で、主に、過去の
事例を使うケースメソッドで使われると書かれていました。
まだ2話だけなので、詳しい関係等がわからないのだが、まずは過去から順を追って
進めて行きます。
①ひき逃げ事件
当時、検事をしていたソ・ビョンジュの車が、ひき逃げ事故を起こす。
(ソ・ビョンジュが運転していたかどうかは、今のところ不明。)
その事故現場を、性犯罪で服役中のイ・マノが目撃していたが
ソ・ビョンジュと取引し、ひき逃げ事件は未解決のまま。
イ・マノは、刑務所内で法律の勉強をし、出所後はソ・ビョンジュの運転手に。
②賄賂事件
ソ・ビョンジュが、何十億をも価値がある土地を無料でもらったことが発覚、
収賄事件として起訴されるが、無罪に。
③就任阻止
ソ・ビョンジュのロースクールの教授就任を反対するビラが校内に貼られる。
のち、ソ・ビョンジュの甥のハン・ジュンフィが貼ったことがわかり
ハン・ジュンフィの処分が検討されることに。
④ソ・ビョンジュ殺害
ロースクール内での、30分の休憩中にソ・ビョンジュ教授が何者かに殺される。
最初に発見したのは、教授の様子を見に行ったチョン・イェスル。
その後、犯行現場から、ヤン・ジョンフン教授の指紋が検出され
また、ソ・ビョンジュ教授の指にヤン・ジョンフン教授の髪が残っており
ヤン・ジョンフン教授が、逮捕される事態に。
現在は、ここまでわかっているのだが、
2話のラストで、ヤン・ジョンフン教授が、殺されたソ・ビョンジュの甥のハン・
ジュンフィに対して『君か…』と声をかけていた。
まさか、ハン・ジュンフィが殺したのか?(多分それは無い。)
わかりやすく悪人として登場するのは、出所したばかりのイ・マノ。
刑務所内で、法律に関する勉強をしていたようで、出所後は何か
法律すれすれの悪事をしようともくろんでいそう。
それとも、恨みを持つ人物らに対し、訴えていくのか?
第3話、公開が待ち遠しい!
個人的に注目しているのはは、ロースクールのコピー屋の経営者
ソン・ドンイルさん。
味のある顔の持ち主。
ロースクールの院長も一目置く人物。彼が登場すると、ほっとしてしまう。
まだまだ謎ばかり。
新たなキーマンは登場するのか?
こうご期待!