スクールバスが武装グループに襲われ、26人の子どもたちとともに行方不明となる。OAたちは、防犯カメラの映像からバスをつける車に乗っていたのがギヴンズだと突き止め、かつて彼を逮捕したジェス・ラクロイ率いるチームが捜査に加わることに。その後、誘拐犯から届いた身代金要求の動画の人物をプロファイリングすると、それに合致するある男が浮上し……。特別捜査班と逃亡者特捜班が合同捜査するクロスオーバーエピソード。
以下ネタバレあり
※注意:ネタバレ※
(事件の流れ)
活動資金準備
白人ナショナリスト過激派グループ
リーダー:タイラー・ケイン
妻:エマ・ケイン
爆破テロを起こすための資金:100万ドルを集めていた。
スクールバス襲撃事件
実行犯:サム・ギブンス 強盗の前歴 元陸軍 ⇒O.A.に撃たれ、逃亡するも死亡
服役中、囚人仲間のネオナチに感化される。
運転手を殺害、子供達の携帯電話を壊し、小学生の子供達26名を誘拐する。
州知事宛てに動画⇒100万ドルを要求 (覆面のタイラー・ケイン)
州知事が100万ドル用意⇒約束の場所へOAが向かう⇒交渉決裂
オーウェン・ジェイムソン(人質)
FBIが子供達を発見する1時間前に、エマ・ケインがオーウェン1人を
連れて出て行ったと子供達が説明。
オーウェンの父(金持ち)が、身代金100万を支払い、息子を助けていた。
ケインらのグループのメンバーが所有する遊園地跡地に子供達が監禁されていた。
リーダーのケインは、撃たれたが、一命をとりとめる。
爆破テロ計画
タリ、移民局連れ去り事件
ジェス・ラクロイの一人娘のタリ(ナタリア)が、移民局の強制捜査に
巻き込まれ強引に連行される。⇒ 人質に ⇒ ラクロイに声明文を読ませる。
犯人①:移民税関捜査局 責任者 オースティン・スティーブンス
前任者のサインを偽造し、強制捜査を指示する。
犯人②:移民局職員 マイケル・リース
ジョージア州アッシュバーンの施設の責任者⇒タリを収監
教会銃撃テロ事件
犯人:エマ・ケイン
女性12人を殺害 13人が重傷 ラテン系女性が被害者
「私の国でのさばるんじゃない」
ジョセフ・カーター
ケインのグループのメンバー。
父親所有の車に乗り、身代金受け渡し場所へエマを連れて行く。
ガレージには、ネオナチの暗号が飾ってあった。
88⇒アルファベット8番目⇒HH⇒ハイル・ヒットラー
FBIに囲まれ反撃し、死亡。
爆薬準備
・マーク・ヴァスコ(のち、マイアミで逮捕)
・グレック・ランキン
エマ・ケインへ武器や、プラスチック爆弾(セムテックス)を売る。
オーウェンの父から奪った身代金で支払う。
鍵の入手
爆破テロ計画の施設に忍び込むため、清掃員ジャック・ケンドールを殺害。
ケンドールが利用していた、仕事用のバンと制服、鍵を入手。
遺体は、ジョセフ・カーターの車に。
キングストン娯楽センター
爆破テロ予定施設
市民権授与式で、大勢の移民が集まる予定。
タイラーを撃ったO.A.への報復目的で選ばれた。
事件解決
ジェス・ラクロイ:リモコンを持ったエマを精神的に追い詰める
クリントン・スカイ:エマ射殺
時限爆弾は、発見・解除される。
~おわり~
おまけのネタ
スチュワートの過去
合同捜査になり、スチュワート・スコーラーはFBIアカデミーで、
シェリル・バーンズと一緒だったことが判明する。
バーンズは、スチュワートに
『私のルームメイトと寝たでしょ?』
と一言。
スチュワートは肯定も否定もしないと言ってウィンクする。
やはりモテ男だったか。
クロスオーバーエピソードのため、2話分の長さで見ごたえある内容だった。
白人至上主義、という考えが、いまだ根付いているのが恐ろしい。
クリントン・スカイが言っていたように、アメリカ=白人の国、ではなく
もともとは、アメリカ先住民(ネイティブ・アメリカン)の国。
そして、いまだ、Black Lives Matter運動が起こる国。
コロナ渦になり、アジア人差別も深刻化しているらしい。
(トランプの『中国ウィルス』発言の影響。)
こんな時期だからこそ、差別などせず、平和に暮らして欲しい…。
タリちゃんの可愛い笑顔で最後ほっと出来ました。