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FBI:Most Wanted~指名手配特捜班~ S1 #14 父の背中 シーズン最終回 Getaway Season Finale

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銀行強盗の常習犯ブレイク・ウィルソンが、18歳の息子スティーヴンと共に

コネティカット州で銀行強盗を起こす。

ミネソタ州に逃げた2人はすぐに捕まるが、護送官を射殺し逃亡。

優秀な兄を持つスティーヴンは、志望大学に落ち、受験に失敗したところを

出所した父に誘われ、悪の道に走ったかと思われてたが…。

 

以下、ネタバレ感想あり

 

 

 

 

「FBI:特別捜査班」のスピンオフ作品として始まったこのドラマ。

あまり期待していなかったが、本家よりも内容が濃くとても面白かった。

リーダーである捜査官ジェス・ラクロイが、最重要指名手配犯と対峙する場面が

1番の見せ場。

ラクロイ捜査官の言葉ひとつひとつに、観ている側も説得されていくような

感覚に。吹替が素晴らしいのもあるが、聞き入ってしまう。

事件後に出会った女性に、「哲学科の教授みたい」と言われていて、納得。

アメリカでは、昨年シーズン2が放送され、シーズン3も計画中のよう。

日本での新シーズン放送が待ち遠しい!

 

 

 

今回の事件は、銀行強盗のプロの父親が刑務所に入っている間

母子家庭で育った次男が最重要指名犯となっていく様子が描かれていく。

母に溺愛される優秀な兄と共に思春期を過ごしてきた弟。

大学受験にも失敗し、こうなったら父の血を継ぎ、犯罪者として華々しく散ろう

と決意。

父の面会へ行き、出所後に銀行強盗をしようと自ら誘っていた。

 

しかし、父親は服役中に文通をしていた女性と2人だけで、カナダへ逃亡しようと

考えていた。

偽造パスポート用のお金を用立てするため、次男の銀行強盗の計画に乗るのだが

次男坊が無計画に人を殺してしまい、足手まといになっていく。

 

ラクロイ捜査官は、実の父との関係を照らし合わせ、

最初は、犯罪者の父が、受験で挫折をした次男を悪の道に引きずり込んだと

考えていたが、息子のほうが殺人犯だと気付き、命は助かりたいと思っている

であろう父親に対し、協力するよう説得していく。

 

 

 

事件は目が離せないスリリングな展開で面白かったが

冒頭とラストの場面で、妻を亡くしたラクロイ捜査官に新たな出会いが?と

思わせる匂わせシーンにも要注目!

1人娘も、父の新たな出会いを応援する姿勢。

次回のシーズンは、恋の予感!

楽しみに待っています。