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ねたばれ感想 + ロケーションの紹介

詩人の恋 시인의 사랑 (2017)

詩人の恋 [DVD]

売れない中年詩人のテッキは、妻ガンスンに支えながら生活していた。

子供を欲しがる妻と共に病院で検査をしたところ、乏精子症と判明し、

ますます自信を失う。

ある日、お気に入りのドーナツ店で働く美少年セユンにときめいたテッキは、

お金に苦労していたセユンを助けるようになるが…。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

【映画ロケーション】

 

 セユンが働くドーナツ店済州島 EDIYA COFFEE

 

テッキの友人がドーナツをくれと言ってもあげなかった港

ドーナツ店の目の前の漁港)

 

テッキが誘い、セユンと行った森:Hwansang Forest 환상숲곶자왈공원

Youtubeの動画は映画とは関係ない森の紹介動画です。

 

セユンが殺鼠剤を食べたことを語る場面:제주남원용암해수풀장(プール)

 

 

(感想)※ネタバレ注意

 

美しい作品に冒頭から心を奪われてしまった。

ハナコの秋山さん似の主人公の小柄な中年詩人テッキは、ある日、彼にとっての

詩のミューズ(男)に出会ってしまう。

 

テッキの詩のミューズである美少年セユンは、少し陰ある苦労人。

テッキは、セユンのために、あれこれ世話を焼き始める。

 

テッキが独身ならば問題無いが、テッキには妻がおり、妊活を始めていた。

妻を愛しているが、セユンのことで頭がいっぱいのテッキ。

 

セユンの父の死

セユンの毒母

テッキの妻の妊娠発覚

など、様々な事情が重なり

2人の思いはすれ違っていく。

 

詩人とは…

“代わりに泣いてあげる人だ。悲しみを抱える人々のために。”

 

セユンと別れたテッキは、セユンを思い、美しい詩を書き

やがて文学賞を受賞。本も出版されることになる。

 

受賞記念の会場に、セユンが現れる。

テッキは「君を利用した」と言って銀行のカードを渡す。

(セユンのために貯金していたのか、それともセユンを思い書いた詩で

得たお金なのだろうか。)

暗証番号は、セユンの父の命日だった。

一緒に行こうと誘うセユンに、テッキは「君と行くわけがない」と

その場を立ち去るが、去っていくセユンの後ろ姿を静かに見つめていた。

 

妻と生まれてきた子供のために生きて行こうと決めたテッキだが

今でもセユンを愛し、彼を思い涙し、詩を書き続ける…。

 

 

 

済州島の漁港が、美しくノスタルジックに映し出されていく。

テッキはプロの詩人ではあったが、セユンと出会うことで、新たな彼の詩が

生まれていく。

詩人のミューズが男性だっただけで、同性愛とはまた違う愛が描かれている。

 

ネットを見たところ、人によっての評価がかなり幅があるようだ。

私には、ドはまりした作品。

9/10点

 

 

 

 セユン役のチョン・ガラム君、現在陸軍に入隊中とのこと。

来年の春頃、除隊予定。

除隊後の活躍を楽しみにしています。