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ペンブルックシャー・マーダー 21年目の真実 全3話 The Pembrokeshire Murders (2021)

The Pembrokeshire Murders

WOWOW公式サイトより抜粋

2006年。ロンドン警視庁からウェールズのある地方警察に転勤したウィルキンス警視は、小さな町ペンブルックシャーで1989年、休暇中の夫婦が殺された事件がまだ解決されていないと知って関心を抱き、再捜査を開始。当局は当時、クーパーという男性を第一容疑者にしたが、証拠不十分で起訴していなかった。そんなクーパーは他に窃盗・暴行などの事件で有罪となり、刑務所に収監されている。
ウィルキンスは最新の科学捜査が真相究明に役立つと考え、署内で特捜チームを結成。すると1985年に起きた殺人事件にもクーパーが関与していた可能性が浮上してくる。ウィルキンスとそのチームは、クーパーを追い詰めることができるのか……?

以下ネタバレあり

 

The Pembrokeshire Murders: Catching the Bullseye Killer

原作:Steve Wilkinsの“The Pembrokeshire Murders: Catching the Bullseye Killer”

 

実際のジョン・クーパーに関する動画。

 

ジョン・クーパーが、TVのゲームショー“Bullseye”に出場した時の映像。
現金を引き落とした人物の似顔絵と風貌が似ていて、ゾッとする。

 

ドラマは3部構成(1話 約55分)
#1 迷宮の扉 (英語のタイトルは無し)
#2 見えない出口
#3 審判のとき

 

【ドラマ ロケーション】

ウィルキンス警視の自宅近辺:Freshwater East

 

ちなみに、上記のウィルキンス警視の自宅があるFreshwater Eastの反対側にあるFreshwater Westは、「ハリー・ポッター」シリーズでドビーの最期のシーンが撮影された場所としても有名。

 

事件を担当したジョーンズ警部の自宅近辺のシーン:Little Haven
リトル・ヘブン・ビーチが映る

 

オタワ作戦基地外:Associated British Ports Port Talbot
ポート・タルボットの工業地帯にある建物。

 

ジョン・クーパーの刑務所(外観):Gloucester Prison
2013年に刑務所は閉鎖され、現在は観光名所に。

 

ジョン・クーパーの行きつけのパブ:The Kings Arms(パブは閉鎖⇒アパート?)
ここでジョン・クーパーの写真を発見し、ダーツのゲーム番組「ブルズアイ」に出場した時の映像に行きつく重要なシーン。

 

ラスト 裁判後、インタビューを受けるシーン:Cardiff Crown Court
実際の裁判は、SwanseaのCrown Courtで。

 

ドラマの話だが、「クリミナル・マインド」で散々“サイコパス”がどんな人物なのかの説明を受け続けてきた。
・口が達者
・平然と嘘をつく
・良心の欠如
・他人を操ることに長けている
・刺激を求める など
まさに、サイコパスな特徴そのままの人物だった。
狭い範囲でよくあれだけの犯罪を次々と起こし続けたものだ。
捕まらない自信があったのか?
都合が悪いことを聞かれると、背中を向けちゃうところは少し笑えたが。

仮釈放になり、早速、覆面やロープを準備していたのが恐ろしかった。
逮捕時の様子は、実際の逮捕の映像とよく似ていた。

実話ということが恐ろしい。
やはり、真実は小説よりも奇なり。

 

出演者インタビュー
ルーク・エヴァンス演じるウィルキンス警視は、まさに理想の上司。
仕事が出来て、紳士で、あんなイケメン上司がいたら、仕事にならない!?
エラがずっと羨ましかったです。