エリート刑事だったク・ギョンイは、夫のチャン・ソンウが自殺後、
自宅に引きこもり、ネットゲームとお酒だけが生きる糧となり
ゴミの山の部屋で、風呂も入らず、廃人のような日々を過ごしていた。
ある日、警察時代の後輩のナ・ジョヒが彼女を訪ね、保健調査官の仕事を依頼する。
調査をするうちに、謎の殺人鬼“ケイ”の存在を知ることになる…。
以下、ロケ地とネタバレ感想
悪人は殺されてあたりまえ、と考える殺人鬼“ケイ”。
全ての命には生きる価値があると考える、元エリート刑事のギョンイ。
ゴワゴワの髪にヨレヨレのTシャツとジャージにトレンチコートをまとったギョンイが
「GO!GO!GO!」と駆け抜ける爽快(コメディ)ドラマ。
実際、全12話は長かったが、ほぼ一気見してしまった。
【挿入歌】
TRPP - Yeah (Round and Round)
SURL - Watch Me
TRPP - Coming after
【ドラマ・ロケーション】
峰栢女子高校外観:건양대학교 병설 건양고등학교(高校)
海辺の美しいカフェ(キム・ミンギュの妻ユン・ジェヨンとのシーン)
ナ・ジェヒが、パンダと初めて会ったシーン:Bongtteleu(カフェ)
ヨットクラブでのシーン:Seoul Marina Club & Yacht
ピザ店(PIZZA ALVOLO)のシーンが多かったのは、ドラマのスポンサーのため。
盗撮男パクのスマホをコピーする喫茶店:MAURITIUS BROWN清羅店
MAURITIUS BROWNもこのドラマのスポンサー。
ネタバレ注意
殺人鬼ケイ:ソン・イギョン
イギョンが殺人を始めたのは、あの子猫の事件からなのか?
もっと先なのか?
ただ、元々、サイコパスな気質の持ち主だったようだ。
最初の殺人で、アン・ゴヌクという相棒を得たことで、完全犯罪の仕組みが
出来上がったようだ。
青い子供財団
殺人鬼ケイよりも恐ろしいのが、この財団の局長(理事長)。
局長が、ケイを追っていたのは、財団の殺し屋として働かせるためだった。
全ては長男を政界に進出させるため。(=局長が政治を操るため。)
ろくでなしの次男は、顔だけは良いため、広告塔として利用していたが
度々問題を起こし、その火消のために、ケイが必要だと考えたようだ。
キリング・イヴ
このドラマを観始めて、すぐに「キリング・イヴ」に似ていると思っていたが
やはりあのドラマにインスパイアされた作品だったようだ。
特にケイが、暗殺者ヴィラネルにそっくりだった。似た女優さんを選んだのか?
ク・ギョンイさんが、トレンチコートでぼさぼさ頭なのも、イヴを彷彿とさせる。
大好きなパンダ君。
ギョンイを助けようと、ごみ処理施設で必死に探して、こんな姿に。
ゴミだらけのヨレヨレでも、にじみ出る清潔感+颯爽感。
悪役二人とは思えないフレッシュさ。
アニメのような制服姿。足の長さ!
もう、制服役は無理と言っていたが、もし日本でリメイクされたら
小松菜奈ちゃんに演じて欲しかった。
ケオン&ダエ・ホ
2人で幸せになってほしい。
最終回の、献身的に看病するダエ・ホの姿に涙。
スピード感、どんでん返し等、一気に観続けたくなる展開。
コミカルなシーンが多く、登場人物らに愛着も沸いてくる。
何といっても4人のチームが絶妙なバランスを取っている。
個人的には、とにかくパンダ君を見てもらいたい!
お勧めします!