国際的な武器密売グループのボスであるブリナーがテロ組織と取引するという情報をつかんだISS(ロシア情報安全保障局)は、ルプツォフ少佐率いる精鋭チームに取引阻止とブリナー捕獲を命じる。だが、何者かの裏切りで作戦は失敗、チームは全滅し、ひとり生き残ったルプツォフも記憶を失ってしまう。放浪していたところを警察に捕まったルプツォフは、取り調べの中で徐々に記憶を取り戻し、真実を求めるため脱走するのだが……。
以下ネタバレ注意
【原作】Чергинец, Николай Иванович
この映画の脚本家(3名)の1人であるNikolai Ivanovich Cherginets。
多才な方のようで、Wikipediaで確認すると肩書が多すぎて、驚かされた。
元サッカー選手で、軍人、政治家、そして作家。いくつもの勲章を授章し、様々な受賞歴がある様子。
彼の作品が、映画の原作になっているという。
【ロケ地】ミカシェヴィチ採掘場
戦闘シーンは、ベラルーシ・ブレスト州・ミカシェヴィチにあるミカシェヴィチ採掘場で、2017年に撮影されました。
【ロケ地】主な撮影場所
主な撮影場所は、ベラルーシのミンクスで。
【撮影裏側】パーティーシーン
パーティーシーンの裏側。
撮影に参加されたПраздник. orgのYoutubeチャンネルの動画です。
ねたばれ注意
感想
見どころは、以下5つ。
・主人公は記憶喪失
・ISS(ロシア情報安全保障局)所属、最強の兵士
・何者かの裏切りで、チームで主人公だけ命からがら生き残る
・妻子を狙われる
・爆破テロ阻止
という、多少ありがちな内容と展開だが、ベラルーシ製のロシア映画という変わり種の作品として楽しんで欲しい。
出だしは、ロシアのボーン・アイデンティティといったところか?
瀕死な主人公が、助けられるという設定も似ている。
主演のウラジーミル・エピファンチェフのインスタグラムにいつも映っている若い女性を、勝手に娘さんだと思っていたのだが、ネット検索をし、歳の差20歳以上の奥さんだと知りました。美女と野獣!?