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謗法 ~運命を変える方法~ 방법 S1 全12話 

謗法~運命を変える方法~ DVD-BOX1

漢字の名前、顔写真、所持品で相手に呪いをかける能力“謗法(ほうぼう)”を持つ高校生のペク・ソジンと、正義感あふれる社会部記者イム・ジニの2人が、大企業に隠された巨大な悪に立ち向かう物語。

以下ネタバレあり

 

韓国では、2020年 2月10日~3月17日までtvNで放送されていた。
私は、先日Netflixで鑑賞しました。

クリックひとつで他人への憎悪を表現し、自殺へと追い込むこともできてしまうようなネット時代に作られた、メッセージ性のあるドラマだと思う。

 

【ロケ地】第3話 サービスエリア

チン会長が悪霊(狗神)に取りつかれたシーン。
Hangyeryeong Service Area(한계령휴게소)

 

 

 
 
 
 
 
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登場人物(ネタバレあり

 

イム・ジニ

チュンジン日報社会部記者
記者歴15年 正義感あふれる熱血女性記者
学生時代、集団イジメにあい、友人を自殺に追い込んだ経験がある。
真実の為に多少の犠牲はいとわず、本人も自分が善人ではないと語る。

個人的感想
会社員時代の同僚に似ている。
彼女も正義感が強い人だったと思い出しながら観ていた。

 

ペク・ソジン

謗法師 呪いの能力を持つ女子高生。
幼い頃、巫女だった母をチン・ジョンヒョンらに殺害される。
相手の漢字の名前、写真、その人物の持ち物だけで、離れた相手を呪い殺せる。
名前等が不明な場合は、直接手を握り、殺害する。(こちらの方が、呪いが強力。)
1人で、チン・ジョンヒョンを呪い殺そうとするが、ジンギョンに邪魔され、イム・ジニに協力を求めることに。

個人的感想
とにかく可愛い。ボーイッシュな髪型が似合う。
オカルト的な映画は苦手なのだが、ペク・ソジン演じるチョン・ジソが観たいためだけに最後まで観た。

  

 

チン・ジョンヒョン

IT企業のフォレストの会長
元々は気の弱い田舎の青年だったが、母親に無理やり受けさせられたペク・ソジンの母の祈祷により、狗神(悪鬼)が入り込み、体を乗っ取られる。
狗神の最終目的は、インターネット“フォレスト”に転移し、呪いの掲示板である“呪いの森”で訴えられた人々を殺していくこと。
そうなれば人々は、恨まれるのを恐れ、罪が無い世界になる、というのが言い分。

個人的感想
狗神に録りつかれた本人は、被害者。
体を乗っ取られ、最終的には亡くなることに。

 

 

ジンギョン

祈祷師 チン会長の助言者
本名は不明。証明書に書かれたキム・ジンスクという名も本名ではない。
狗神に憑依され、苦しんでいるチン・ジョンヒョンを病院で偶然目撃し、祈祷後、チン・ジョンヒョン(の狗神)に仕えることに。
邪魔者を次々と殺すよう指示する冷酷な悪人だが、何故か弟子のチョン・ジュボンだけには感情的に、裏切られた時にはショックを受けていた。

個人的感想
最終的に殺されるが、最後まで何者なのかがわからなかった人物。
出来の悪い弟子を毎回怒りながらも、ずっと一番弟子として雇っていたのは何故なのか?二人の時だけ、人間味が出ていた。

 

キム・ジュファン

チュンジン日報 社会部部長
フォレストのイ・ファン常務から賄賂をもらい、イム・ジニの邪魔をする。
怒るイム・ジニに脅迫をしたことで、ドラマ内で初めて謗法される人物となる。

個人的感想
即、殺されてしまうが、典型的な悪人のため同情ゼロ。

      

ム・ピルソン

興信所「都市探偵キム・ピルソン」の代表。
元警察官 イム・ジニの協力者
チン会長の私物を入手する手伝いをする。

個人的感想
経験からなのか危険回避能力に長けた人物。
コミカルな演技だが、最終的に一番カッコいい。

 

タク・ジョンフン

民俗学准教授 世界の民族・宗教・オカルト等にも詳しい人物。
イム・ジニらに協力し、良きアドバイザーとなる。

個人的感想
登場時はいかにも頼りにならなそうなキャラクターだったが、意外にも良きアドバイザーに。

 

ソクヒ

ペク・ソジンの母親 巫女
娘にとりついた狗神を追い出すために、祈祷に訪れたチン・ジョンヒョンに狗神を転移させようとするが、失敗。
狗神が分かれ、2人に憑依してしまう。
チン・ジョンヒョンの母に全てを打ち明け懺悔し、改めて祈祷をするが、苦しむ娘の姿を見て断念。酒に逃げるようになる。

個人的感想
巫女として中途半端な能力しかないのに、裏の手を使い過ぎた。

 

チョン・ソンジュン

イム・ジニの夫
ソドン警察署 チーム長
過去、ヤン・ジンスに代わって潜入捜査をした際に、足を怪我し切断する。
妻とは違い、超常現象を信じず、あくまで刑事として法と正式な手続きで事件を解決していこうとする。

 

ヤン・ジンス

ソドン警察署 刑事
チョン・ソンジュンの怪我の経緯を知る妻から、刑事を辞めてほしいと心配される。
フォレストの事件が解決したら、退職し青果店を営もうと計画していた。

 

イ・ファン

フォレストの常務 チン会長の右腕
フォレストの上場を目標に、買収から拉致・殺害までを直接指示していた人物。
会長(狗神)の最終的な野望も知っていたが、お金のために目をつぶっている。

 

チョン・ジュボン

ジンギョンの弟子
出来が悪いが、何故かジンギョンに信頼され、それなりの役職も与えられている。
警察に逮捕された際も、優秀な弁護士がついていた。
ジンギョンを裏切ったことがバレ、拷問され、その後心が壊れてしまう。
最後は、精神病院に入院することに。

個人的感想
明らかに出来が悪い弟子なのだが、何故かジンギョンに見捨てられず、弟子として働き続けていた。
邪念や野心等がない人物ゆえ、ジンギョンが安心出来ていたのでは?

 

最終的には、二つに分かれている狗神(ペク・ソジン)vs狗神(チン会長 悪鬼)となり、ハリーポッター的なエンディングになると想像していた。
ハリーのように、一度は死んだ後に蘇るのか?と思ったが、ラストでは、ペク・ソジンは意識不明のまま。
だが、最後の最後で姿を消していた。
それは、復活したということなのか?それとも?
続編が計画されているようで、とても楽しみ。
更なる悪霊との闘いになるだろうが、彼女自身もパワーアップしていそう。

殺され方が独特すぎるので(ねじり過ぎ!)シーズン2は綺麗に殺して欲しい。