映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

お尋ね者の女 ジョー・リーヘイウッド Pickings (2018)

お尋ね者の女 ジョー・リーヘイウッド(字幕版)

過去を消し、新天地で酒場を経営しはじめた、お尋ね者のシングル・マザー、ジョー・リー・ヘイウッド。家族のために再び銃を手にし、店を狙うギャングと対決する。

以下ネタバレあり

目次

[:contents]

姉弟ではなく恋人同士

 
 
 
 
 
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主人公のジョー・リー・ヘイウッドを演じたエリス・プライスと弟のブーンを演じたジョエル・バーナードは恋人同士。

Usher Morgan監督の初の長編映画

イスラエル出身のユーシャー・モーガン監督の初の長編作品。
作品のスタイルは、主にフィルム・ノワールとマカロニ・ウエスタン調。
こちらは、タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」に影響された作品。
監督の好みは一貫している。

全ての資産を映画資金へ

当初、Indiegogoのクラウドファンディングで資金調達をしようとしたが失敗し、監督は、資産を売却し、ローンを組み、クレジットカードも使い果たしたとインタビューで語っています。
製作費:350000ドル

ロケ地 LINDA'S PUB

Liedy's Shore Inn
映画の冒頭に登場し、経営権を奪われてしまった女性の店”LINDA'S PUB”。

ロケ地 The Pickings Bar

The Glenrowan Sports Bar and Grill(閉店)
主人公が経営するPickings。
現在は、店が変わり、外観も全く違う。

感想

好みが分かれる作品。
映画の評価は、日本でも海外でも2.5/5☆といったところ。
監督の好みである、ネオノアール+西部劇+アメコミが詰め込まれている。
自分の資産を投げうってでも、好きな映画が作りたい!という強い思いが感じられる。
ストーリーはシンプル。キャラクター設定はいまひとつ。
たとえ評価が低くても、この路線で突き進んでいってほしい。
いつか、オスカーを握りしめることを夢見て。



 
 
 
 
 
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