Netflixより抜粋
運に見放されたバスケのスカウトマン (アダム・サンドラー) が海外で見つけたのは、過去に問題はあるものの並外れた才能を持つ選手。彼はチームの了承なしに独断でこの天才選手の渡米を決める。NBAで成功できるだけの実力を証明すべく、2人はあらゆる逆境をはねのけて一世一代の大勝負に出る。
以下ネタバレあり
目次
- レブロン・ジェームズ製作
- ボー・クルーズ役フアンチョ・エルナンゴメス
- ライバルKermet Wilts役にAnthony Edwards
- レオン・リッチ役にケニー・スミス
- 主なNBA players出演者
- Street ballers出演者
- 中国⇒スペインへ
- ロケ地 練習用の体育館
- ロケ地 ストリートボール(バスケ)のシーン
- ロケ地 巨大看板
- ロケ地 ウェルズ・ファーゴ・センター
- ねたばれあらすじ
- 感想
レブロン・ジェームズ製作
この映画は、レブロン・ジェームズが所有するスプリングヒル・エンターテインメント(SpringHill Entertainment)と、主演のアダム・サンドラーのハッピー・マディソン・プロダクションズがタッグを組んで製作した作品。
ボー・クルーズ役フアンチョ・エルナンゴメス
Juan Alberto " Juancho " HernangómezGeuer
スペイン・マドリッド出身 両親・兄妹ともにバスケットボール選手
NBA:ユタ・ジャズ(PF) スペイン代表
ライバルKermet Wilts役にAnthony Edwards
米アトランタ出身 NBA:ミネソタ・ティンバーウルブズ(SG)
少年時代は、アメフトで活躍。
ジョージア大学⇒2020年NBAドラフト・アーリーエントリー
ミネソタ・ティンバーウルブズに全体1位で指名・入団
レオン・リッチ役にケニー・スミス
米ニューヨーク市出身 元NBAプレイヤー(PG) 解説者
ノースカロライナ大学出身
1987年NBAドラフト サクラメント・キングスから6位指名
1987~ サクラメント・キングス
1990 アトランタ・ホークス
1990~ ヒューストン・ロケッツ
1996 デトロイト・ピストンズ
1996 オーランド・マジック
1996-1997 デンバー・ナゲッツ
主なNBA players出演者
Boban Marjanović ボバン・マリヤノヴィッチ
セルビア出身 NBA:ダラス・マーベリックス(センター) セルビア代表
「ジョン・ウィック パラベラム」には殺し屋のアーネスト役で出演。
映画内では、歳を誤魔化し22歳だと言い張るが(実年齢33歳)、10歳の子供がいることがバレてしまうというコミカルなシーンで登場。
Trae Young トレイ・ヤング
米テキサス州ラボック出身 NBA:アトランタ・ホークス(ポイントガード)
ノーマンノース高校⇒オクラホマ大学⇒2018年NBAドラフトにて全体5位指名
Jordan Clarkson ジョーダン・クラークソン
米サンアントニオ出身 NBA:ユタ・ジャズ(ガード)
ワグナー高校⇒タルサ大学(中退)⇒ミズーリ大学
2014年NBAドラフトにて46位指名
ロサンゼルス・レイカーズ⇒クリーブランド・キャバリアーズ⇒ユタ・ジャズ
Khris Middleton クリス・ミドルトン
米チャールストン出身 NBA:ミルウォーキー・バックス(スモールフォワード)
ポーター=ゴード高等学校⇒テキサスA&M大学
2012年NBAドラフト デトロイト・ピストンズから2巡目39位で指名。
デトロイト・ピストンズ⇒ミルウォーキー・バックス
Aaron Gordon アーロン・ゴードン
米サンノゼ出身 NBA:デンバー・ナゲッツ(PF、SF) 愛称:Mr.50
サンノゼ・ミティ高校⇒アリゾナ大学(アーリーエントリー)
2014年NBAドラフト全体4位
オーランド・マジック⇒デンバー・ナゲッツ
Kyle Lowry カイル・ラウリー
米フィラデルフィア出身 NBA:マイアミ・ヒート(ポイントガード)
ビラノバ大学⇒2006年NBAドラフトにアーリーエントリー 全体24位
グリズリーズ⇒ロケッツ⇒ラプターズ⇒マイアミ・ヒート
Seth Curry セス・カリー
米ノースカロライナ州シャーロット出身 NBA:ブルックリン・ネッツ(SG・PG)
父:元NBA デル・カリー
兄:ゴールデンステート・ウォリアーズ ステフィン・カリー
リバティ大⇒デューク大
キングス⇒マーベリックス⇒トレイルブレイザーズ⇒マーベリックス⇒76ers⇒ネッツ
Tobias Harris トバイアス・ハリス
米ニューヨーク州アイスリップ出身 NBA:フィラデルフィア・76ers(PF・SF)
テネシー大学⇒2011年NBAドラフトにアーリーエントリー 1巡目19位
バックス⇒マジック⇒ピストンズ⇒クリッパーズ⇒フィラデルフィア・76ers
Tyrese Maxey タイリース・マクシー
米テキサス州ダラス出身 NBA:フィラデルフィア・76ers(PG)
サウスガーランド高⇒ケンタッキー大⇒2020年NBAドラフト・アーリーエントリー
ドラフト1巡目全体21位 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ指名・入団
Matisse Thybulle マティス・サイブル
米アリゾナ州スコッツデール出身 NBA:フィラデルフィア・76ers(SG・SF)
2歳~9歳までオーストラリア・シドニーに移住。
ワシントン大学⇒2019年NBAドラフト:ドラフト1巡目20位
ボストン・セルティックスから指名⇒トレード⇒フィラデルフィア・76ers
Street ballers出演者
Grayson "The Professor" Boucher グレイソン・バウチャー ザ・プロフェッサー
アメリカのストリートボールプレーヤー
マクネアリー高校⇒セーラムアカデミー⇒Chemeketa Community College
国際バスケットボールリーグ Salem Stampede
コンチネンタル・バスケットボール・アソシエーション アトランタ・クランク
"Bone Collector" ラリー・ウィリアムズ
米テキサス州出身 ストリートボール・プレイヤー
San Gabriel Adventist Academyの現コーチ
チャッフィー短期大学⇒グローブ工科大学
その他多くのバスケットボール選手が出演しているが、長くなるため割愛。
こちらのサイト(英語)で詳しく紹介されています。
中国⇒スペインへ
最初の脚本では、主人公が中国で逸材を発見するという設定だったが、Netflixは、中国には配信していないため(中国、クリミア、北朝鮮、ロシア、シリアでは視聴出来ない。)Netflix側の強い要望で、中国からスペインへ設定が変更になったという。
元のままであれば、フアンチョ・エルナンゴメスは出演していなかったかも。
ロケ地 練習用の体育館
Coatesville Area High School
ロケ地 ストリートボール(バスケ)のシーン
フィラデルフィア・サウス9thストリート
有名なジーノズ・ステーキの向かいにあるコート
ロケ地 巨大看板
フィラデルフィアの街並みが映るシーン。
巨大な(バスケットボールの)看板
ロケ地 ウェルズ・ファーゴ・センター
Wells Fargo Center
NBAのフィラデルフィア・セブンティシクサーズの本拠地
他にも、NHLのフィラデルフィア・フライヤーズ、AFLのフィラデルフィア・ソウル、ラクロスNLLのフィラデルフィア・ウィングスの本拠地でもある。
ねたばれあらすじ
主人公:スタンリー・シュガーマン
NBA フィラデルフィア76ers 国際スカウト担当
妻:テレサ(元陸上選手)
娘:アレックス
世界中を駆け回り、バスケットボールの逸材を探し続ける日々。
チームのオーナーの息子ヴィンスと考え方が違い、対立をするが、オーナーのレックスは、スタンリーをアシスタント・コーチに昇進させる。
しかし、レックスが急逝し、ヴィンスがオーナーにになり、スタンリーはスカウト担当に戻されてしまう。
スペインで見つけた逸材
スペインでスカウト活動をしていた夜、地元のストリートボール・プレイヤーに凄い才能の持ち主を発見し、自宅まで追いかけていく。
スタンリーは、追い返されそうになるが、知人の元バスケットボール選手であるダーク・ノヴィツキーにフェイスタイムで電話をかけ、自分がスカウトであることを証明する。
男性の名は、ボー・クルーズ。仕事は建設業。母と一人娘との3人暮らし。
(賭け)ストリートボールで、賞金を稼いでいた。
アメリカへ
スペイン代表チームのメンバーとの練習後、スタンリーはすぐにボーとの契約を結ぼうと、フロントへ連絡するが、ヴィンスは他の選手を推していたため断られてしまう。
ボーの才能を信じるスタンリーは、自腹でアメリカへ連れて行くことに。
しかし、入国時にスペインでの暴行事件で有罪になったことが判明する。
スタンリーは、ボーを連れて、レオンが主催するショーケース(野球のトライアウトのような、スカウトの前で行う試合)で、カーミットに煽られ、調子が狂い、実力を発揮できないまま終わる。
76ersを退職
オーナーのヴィンスに、ボーを評価してもらえず、スタンリーは激怒し、辞めてやると言い放つ。
スタンリーは、6週間後のNBAドラフトコンバインに向けて準備を開始。
ボーを精神的に強くしようと、トレーニングを始める。
妻テレサと娘アレックスも協力し、トレーニングは順調に思えていたが、ヴィンスが邪魔をし、ボーはドラフトコンバインに参加することが出来なくなる。
過去の出来事
ボーは、スペインでの暴行容疑の詳細を話し始める。
別れた妻と娘の親権争いが原因で、妻の恋人から訴えられ、逮捕されたことを話す。
スタンリーも、彼の手の怪我について、ボーに話しはじめる。
大学在学中に飲酒運転で事故を起こし、6か月間刑務所に入っていた過去を明かす。
ボー・チャレンジ
ボーの才能を広めるため、娘のアイデアでSNS上で、“ボー・チャレンジ”というストリートボールのイベントを開催する。
〈ボー・チャレンジ〉
①1vs1 5ゲーム
②リム(ゴールのリング・縁)に当たったら5ドル
③シュート成功 100ドル
④5ゲームしボーに勝利すれば、1000ドル
ボー・チャレンジは、大注目され、最後にはNBAのTobias Harris と対戦するまでに。
カーミットと再対決
コンバイン参加のため、改めて5vs5のエキシビション・ゲームに参加し、再びカーミットと対決することになる。
スタンリーは、ボーのために母と娘をスペインから呼び寄せる。
ゲーム序盤、カーミットの口撃にも動揺しなかったボーだが、娘が応援に来ていることに気づいたカーミットが、娘をネタにボーを煽り始める。
激怒したボーは、カーミットを倒し、試合を投げ出してしまう。
NBAへの夢を諦めたボーは、スペインに帰国するため空港へ。
最後の戦い
一度はあきらめた2人だったが、空港にいるスタンリーにレオンから連絡が入る。
最後のチャンスとして、プライベート・ゲームに参加できることになったボー。
母と娘が帰り、プレッシャーも無くなったボーは、カーミットの攻撃をことごとく押さえ、実力を発揮する。
元オーナーの娘キャットが、ヴィンスの尻ぬぐいのために、経営に携わることを知らされる。
ラスト
新たなオーナーであるキャットは、スタンリーをコーチとして再雇用する。
5か月後の76ersとボストン・セルティックスの試合。
セルティックスの選手になったボーと、スタンリーは、再会を喜び合う。
~おわり~
感想
スポーツ好きで知られるアダム・サンドラーと、レブロン・ジェームズが制作するバスケットボール映画。
面白くないわけがない。
アメリカンドリームものとして、ベタな展開ではあるが、ご本人登場!もありミーハー心もくすぐり、次から次へと飽きさせない展開。
バスケファンではなくても、充分楽しめる作品。これぞ、エンターテイメント。