金曜日の夜、TACチームは勝訴を祝うため集まっていた。大いに楽しみご機嫌なブルだったが、イジーとともに帰宅すると娘のアストリッドの姿がない。そして携帯電話が鳴り、誘拐犯から身代金100万ドルを要求される。通報すれば娘を殺すと脅されたブルは、TACチームの力を借りてわが子を取り戻そうとする。縛られていたベビーシッターは、誘拐犯がブルをドクター・ジェイソンと呼んでいたと言うが……。
以下ネタバレあり
ベニーがいない
主要キャストの一人、主人公のBULLの相棒ベニー(フレディ・ロドリゲス)が、“TAC”を去っていた。前シーズンからそのような流れはあったが、ファイナルシーズンなのに本当に残念。
さらに、新シーズン第1話として、いきなりショッキングな事件が起こるが、何か違和感があり、海外のネットを検索してみた。
なんと、フレディ・ロドリゲスと共にショーランナー(現場責任者)が、前シーズンで降板していた。同時に複数の脚本家も去ったという。
ファイナルにせざるを得なかったという状況だったのだろう。
ロケ地 ニューヨーク郡裁判所
New York County Supreme Court
冒頭の裁判所前のシーン。
ロケ地 運転シーン
NY イングラハム・ストリート
上:誘拐犯からの指示で、ブルが運転するシーン
下:ブルを探すダニーが、テイラーから連絡を受け、監禁場所へ向かうシーン。
今回の事件
被害者
アストリッド(ブルの娘)
サイモン・ワース(元患者)
鬱状態でイジメを受けており、母親シェリルからカウンセリングを依頼される。
イジメた相手に復讐するためナイフ購入。復讐出来ず逮捕⇒服役。
刑務所で、この夏、熱中症により死亡。
誘拐犯
シェリル・ワース (サイモンの母)
トリスタン・ワース(サイモンの兄 職場が閉鎖し無職に)
ブルを恨んでの犯行だった。
最後まで警察に連絡をせず、犯人を説得することに賭けたブル。
マリッサは、スイス銀行から身代金の100万ドルを手配してもらっていた。
チーム一丸となっての解決ではあったが、暗いスタートだった。
ドラマの新シーズンには、派手+明るさが欲しかった。
カラオケシーン
裁判に勝ち、上機嫌でカラオケで歌うマリッサとチャックのシーン。
歌は、Queenの「Crazy Little Thing Called Love」。
さらりと歌っていますが、二人ともブロードウェイでも活躍する俳優たち。
本気で歌えば、すごいことになるはず。
制作側に色々問題はあれど、ブルのファイナル・シーズンを存分に楽しみたいと思います。
今まで通りの明るいノリで終わってほしいと願っています!