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BULL 法廷を操る男 ザ・ファイナル S6 #3 セレブ男子の殺意 Bull Undone

BULL/ブル 心を操る天才 シーズン5 DVD-BOX(8枚組)

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WOWOW公式サイトより抜粋

パークアベニューの王子こと資産家のジャクソン・マーティンが、22年前に失踪したとされていた高校時代の恋人サラを殺した容疑で逮捕、起訴される。あるゴシップ系ドキュメンタリー番組が発端で、マーティン家の所有するホテルの敷地からサラの遺体が発見されたのだ。サラが殺された夜、ジャクソンが彼女に激怒していたのを目撃されている上、彼のトレーナーが遺体とともに見つかっていた。ジャクソンは殺人を否定するが……。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

ロケ地 オフィス屋上

ブルのオフィスの屋上の風景はこのあたりから撮影されたもの。

実際の屋上での撮影なのか、スクリーンの背景なのかは確認出来ない。

モクシー NYC チェルシー(ホテル)の奥に、エンパイア・ステート・ビルが映る。

 

 

 

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今回の裁判

ジャクソン・マーティン Jackson Martin

パークアベニューの王子と呼ばれる資産家の独身男性。

22年前に失踪した高校時代の恋人サラ・ノリスの殺害容疑で逮捕される。

 

・高校時代、大勢の前でサラにフラれる。

・怒りやすい性格。

・その晩、サラが行方不明に。

・当時も容疑者になるが、サラの死体は発見されず、証拠も無いため、罪に問われず。

 

22年後

・サラ失踪事件が、ゴシップ系ドキュメンタリー番組で特集される。

・ジャクソンの父親の警察買収が判明。

・マーティン家の所有するホテルの敷地からサラの遺体が発見される。

・ジャクソンが、サラ殺害容疑で逮捕され、ブルが弁護を引き受ける。

・ゴシップ番組の責任者Vanessa Vossは、ジャクソンを犯人だと決めつけ、煽る。

 

容疑者のジャクソンに不利な証拠や証言が、次々に出てくる。

・同級生の証言⇒短気な性格(番組に出演以降、発言を変えていた。)

・弟ビリーの偽証(兄を守るため一緒に別荘へ行ったと嘘の証言をしていた。)

・ジャクソンの言葉を信じる者は、ブルたち以外誰もいない状況。

 

新事実

・サラ失踪前、肩の大けがをしていた。

 ⇒サラの死体を運び、建築現場に埋めることは出来ない。

・弟のビリーだけがジャクソンの無実を確信していた。

・ジャクソンは無実なのに、何故父親は警察を買収?⇒アリバイが必要なのは別の人?

 

衝撃の急展開

・ブルは、Vanessa Vossを口説き、弟ビリーにインタビューを受けさせる。

・インタビューを受けたビリーは動揺し、トイレへ駆け込む。

・ブルの誘導で、ビリーは自分が殺害したことを自供する。

・ビリーとの会話は、盗聴器で録音されていた。

・ジャクソンは無罪に。

 

 

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感想

今回の事件は、コールドケース等、他のドラマで良く見かけるベタな展開。

容疑者は、当時は嫌な奴で、一度疑われてからは家族(や特定の人物)以外からは誰からも信じてもらえない孤独な状況。

100%味方である家族が、まさか真犯人だとは露程も思わない。

真犯人も自分の罪から逃れるため、そして自分の代わりに容疑者になった無実の人物を必死で守ろうとする。

 

警察も周囲も、容疑者が犯人だと決めつけているため、彼が無実であるという証拠は探さない。

ブルのように偏見のない人物が、無実である証拠を探し続け、ついに発見される。

今回は、事件前の肩の大怪我だった。

 

最後にジャクソンが言ったように、容疑が晴れ、無罪放免となっても、弟が真犯人だったことを知ったショックは計り知れない。

父親もそれを知って、隠蔽するために、警察を買収までしていた。

マーティン家の名前を捨て、生きていくしかないかもしれない。

 

ジャクソンとジェームズが、よい雰囲気になっていたが、特に進展はなかった。

 

 

その他としては、ブルの誘拐事件のトラウマ、ブルの妻の社会復帰等が見どころ。

少しは明るいシーンも増えたが、早く元の雰囲気に戻ってほしい。

最終回は、明るく終わってくれることを願っています。