海兵隊員のカレオ・ウィットマンが銃で撃たれて重傷を負う。本人は「山の中を馬で歩いているときにハンターの流れ弾に当たった」と供述するのだが……。
以下ネタバレあり
ロケ地 クアロア・ランチ
ハワイのロケ地といえば、クアロア・ランチ(Kualoa Ranch)。
映画「ジュラシック・パーク」の撮影地として有名。
乗馬、四輪バギーのシーンで使われています。
実際の事件の流れ
Micah Whitman(学生)
同じ学校の悪友たちに、お金になるアルバイトがあると聞かされる。
馬に乗り、山の中に荷物を運ぶというものだったが、2度目の時に荷物の中身が、覚せい剤だと知り、運び屋を辞めたいというが、許してもらえなかった。
Kaleo Whitman(海兵隊員)
息子のMicahから相談されたカレオは、安全のため息子を山に隠し、息子の代わりにドラッグ・ディーラーと会い、話をつけようとする。
カレオは、ドラッグディーラーに撃たれ、馬で山から下りるが、途中の道で落馬し、病院に運ばれる。(ドラマ・スタート)
カレオの偽証
カレオは、息子が逮捕されないようにNCISへ「森の中で撃たれた。動物に間違われたのかもしれない。」と証言するが、実際に撃たれた場所は、狩猟が許可されたエリアから3キロも離れた場所で、猟銃ではなく銃で撃たれていたことが判明。
入院中のカレオに話を聞きに行くが、カレオは既に病室から逃走していた。
牧場
カレオのいとこであるHoku Aliaの牧場に話を聞きに行き、一度は逃走したホクだったが、テナントとブーンに捕まり、カレオに頼まれ着替えの服を用意したことや、カレオが山へ行ったことそ話す。
カレオの馬の馬房から、大量の覚せい剤が入ったリュックが発見される。
ウィットマンの自宅
ウィットマンの自宅を、タラとホルマンが訪問するが、カレオの妻のNalaniしかいなかった。夫が行方不明だが、2人をすぐに帰そうとし、怪しい態度を取る。彼女は、タラに“助けて”というメッセージを送ると、潜んでいた男がタラを襲い、最終的にホフマンが射殺する。
アニー・マリクの分析
マリクの覚せい剤に関するデータベースから、押収された覚せい剤の分布図を使い、関連した場所を絞り込み、ドラッグの製造場所を突き止めることに成功する。
妻といとこの証言
NCISに非協力的だったカレオの妻といとこだったが、NCISに全面的に協力することに。
カレオは、息子を安全な山の中に匿っているため、カレオは息子のもとに向かっていた。
いとこの案内で、山に入り、二人を発見するが、カレオは傷が悪化。
携帯が通じない場所なため、いとこと息子がカレオを馬に乗せ、病院へ向かう。
ドラッグ・ディーラーとの対決
元締めのクレイジー・サムと手下たちを待ち伏せしたテナントとブーン。
クレイジー・サムに撃たれそうになったテナントは、彼を射殺。ホルマンが連絡をしヘリコプターも到着し、一味は逮捕される。
ラスト
カレオは一命をとりとめ、事件の捜査に協力したカレオの息子は、不起訴に。
(事件解決)
事件解決後、いとこのHoku Aliaは、NCISのメンバーをオハナのルアウに招待する。
オハナ=家族(血縁関係がない、家族的絆を持つ者たちも含まれる。)
ルアウ=宴
テナントとブーンは、オハナからお礼のカウボーイハットが贈られる。
皆でダンスをするシーンで、ドラマが終わる。
事件としては、単純でそれほど面白いものではないが、有名なクアロア・ランチの風景が楽しめてよかった。
チームの絆も少しずつ強まっていっている様子が良い。