映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

ミセス・ソルジャー Take Back (2021)

女性弁護士のザラは、護身術の道場の師範である夫ブライアンと彼の連れ子のオードリーと幸せに暮らしていた。ある日、コーヒーショップで、店員を脅す男をザラが撃退するが、防犯カメラ映像が流出し、ニュースになってしまう。その後、ある女性が強引に職場に押しかけたり、自宅に強盗が押し入ったりと、ザラの周囲で恐ろしい出来事が続く。オードリーも何者かに拉致され、全てはザラが隠してきた過去に関係していることが判明する。

以下ネタバレ注意

 

実生活でも夫婦

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ザラを演じるジリアン・ホワイトと、夫ブライアンを演じるマイケル・ジェイ・ホワイトは、実生活でも夫婦。2015年7月に結婚している。

 

愛犬家

ミッキー・ロークは、愛犬家としても有名。お気に入りは小型犬。(チワワ)
映画の中でも謎のワンちゃんシーンがたびたびあり、不思議に思った方も多いのでは?
勝手な想像だが、ワンちゃんありきの出演だったのでは?と思いながら観ていた。

今となれば、「ナイン・ハーフ」のミッキー・ロークは、幻だった。
あの、ボクシングの試合にシースルーなヒョウ柄パンツで現れ、猫パンチした瞬間、日本の女性ファンが引き潮のように消えていったのは言うまでもない。
その後も美しい顔にメスを入れ続けての、あの面構え。
平凡な人生を送る私には、どんな人生だったのか想像もつきません。
達観したような、または何も考えてないようにも見えるあの演技、ミステリアス中のミステリアスな俳優さんとして、今後も応援しております。

感想

ストーリーとしては、ありがちな展開で、ラストまでの想像はついてしまう。
・元性奴隷の被害者
・男と互角に戦うため、護身術を身につける。
・弁護士になり、弱者を助けていく。
・護身術の師範である男性と結婚。(夫には年頃の連れ子の女の子。)
このような主人公の女性が、ある出来事で注目され、それがきっかけでかつて関わった悪人らに見つかり、狙われるといった展開。

低予算作品のため、いろいろと雑で、あまり説得力がないまま、想像通りに映画は終わる。
THE B級ど真ん中の作品を久々に観て、逆に清々しかった。
牧場主の男性の役目は、最初からバレバレだったが、ラストで主人公を助けてくれてありがとう。かっこよかったです。