かつて一世を風靡した男性アイドルグループのスターだったヴィンスだが、今は落ちぶれ、日々のお金にも困窮するほどだった。
今でも、音楽への夢を諦められずにいたヴィンスは、ある日、リズム感抜群の自閉症の青年スティーヴィーと出会う。
以下ネタバレ注意
ロケ地 オープニング
ロンドン ライ・レーン
映画のオープニング。
主人公のヴィンスが、キーボードを転がしながら横断する道路。
ロケ地 John The Unicorn
ヴィンスが冒頭、売り込みにいくも断られてしまうパブ。
ライ・レーン沿いにある実在の店。
ロケ地 路上ライブ
冒頭、アイロン台にキーボードを乗せ、路上ライブをするシーン。
この場所で、スティーヴィーと出会う。ラスト・シーンもここで。
ロケ地 The George Tavern
ザ・ジョージ・タヴァン
ヴィンスがかけこみで入った店。メルという店員と知り合う。
実在する店で、実際に音楽ライブ等行っている。
Leo Long
スティーヴィーを演じたLeo Longさんは、映画と同じように自閉症スペクトラムのミュージシャン。
imdbの情報によると、バウロン(フレームドラム)やバンジョーを主に演奏をするフォーク・ミュージシャンとのこと。
バービカンセンターとギルドホール音楽院との共同組織「バービカン/ギルドホール・クリエイティブラーニング」から委託され、デジタル・プロジェクトにも参加している。(上記動画)
感想
NetflixのよくあるB級ものか?と思いつつも、ロンドンが舞台の作品と知り、観始めたが、意外にも感動!
最近観たNetflix作品で、良い意味で一番予想を裏切られた作品だった。
主人公は、かつて一世を風靡した男性アイドルグループに在籍していたヴィンス。
夢を諦めきれず、ギリギリの生活状況の中で、音楽活動を続けていた。
スティーヴィーを強引にバンドメンバーにしようとするヴィンスは、自分のことしか考えていないような奴にも思えたが、弟とのいきさつを知ってからは、彼が何故音楽にそれほどまでに執着するのかや、弟への後悔・懺悔の思いを知り、胸が痛くなった。
プロデューサーのCollie McCarthyさんのtwitterより。
ロンドンに行って、ロケ地巡りしたい!涙
Our very own Times Square! #IUsedtoBeFamous takes over the Outernet building off Tottenham Court Rd/Oxford St 🙌🏼🚀 pic.twitter.com/pWqtTVh5Da
— Collie McCarthy (@collie_mccarthy) September 12, 2022