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もう子供じゃいられない Za duzy na bajki (2022)

過保護な母テレサに甘やかされて育った、甘いもの好きのヴァルデク少年。夢は、友達とゲーム大会に出場し、優勝すること。だが母親が病気で入院することになり、変わり者のおばさんと二人で暮らすことになる。

以下ネタバレ注意

 

原作

「Za duzy na bajki」
原作は、Agnieszka Dabrowskaの同名小説。

 

ロケ地 オープニング

ポーランドワルシャワ
オープニングの、子供や風船を持った大人たちが集まってくるシーン。
遠くに、ワルシャワにある文化科学宮殿という大きな建物が映っている。
下のストリートビューは、ゲームトーナメント会場の入り口。

 

ロケ地 体育のシーン

学校の体育の授業のシーン。
奥に、大学の大講堂(Auditorium Maximum)が映る。
運動場(コート)は、隣のSocial Primary Schoolのもののようだ。

 

ロケ地 ワルシャワモドリン空港

Mazowiecki Port Lotniczy Warszawa-Modlin
ラストのドイツに向かう飛行場のシーンは、モドリン空港での撮影。

 

感想

ゲームオタクのぽっちゃり少年ヴァルデクの成長物語。
ぽっちゃりゆえに運動が苦手で、得意のゲーム以外では、自分に自信が無く、積極的になれないでいた。シングルマザーのテレサは、超過保護にヴァルデクを育てていたが、抗がん剤の治療のため入院することになり、少々変わり者の大おばがヴァルデクの面倒を見ることになる。

少年目線よりも、つい母親目線で映画を観ていた。
子供が小学生の頃、同じように何度か入院をしたことがあり、テレサに感情移入していた。
心優しいヴァルデクがショックを受けないようにと、病気のことも黙っていたのだろうが、子供は大人が思うほど鈍感ではなく、それゆえ、辛い思いをさせてしまう。

しかし、おばの厳しいながらも愛情あふれる指導のおかげで、運動の習慣が出来、生活リズムが整い、家事や料理も習っていくことで、ヴァルデクが変わりはじめ、母に甘えるだけのヴァルデクではなくなっていく。

個人的には、大人の役割について考えさせられる作品となった。
子供、孫、甥っ子らが、悩んでいる時に、大人として何が出来るのか?
ヴァルデクの祖父のように、じっくり話を聞き、良いアドバイスが出来るのだろうか?大おばのように、生きていく術を伝えていけるのか?
歳を取るだけの大人になっているようで、少し反省した。


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