映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

マーズ Settlers (2021)

マーズ [DVD]

近未来、人類は火星に移住を始める。レミは、父レザと母イルザとコロニーで暮らしていたが、突然、何者かの襲撃を受ける。両親が応戦し、ほとんどの敵は倒すも、ジェリーという生き残っていた襲撃者に父を殺害されてしまう。元々は、自分たちの居住地だったと言う男は、レミと母を殺す気はないと言い、3人での奇妙な共同生活が始まる。

以下ネタバレ注意

 

 

ワイアット・ロックフェラー監督

監督についての情報が少なく、名前で検索したところ、ファミリーネームからもお気づきかと思いますが、The Rockefeller Brother Foudに紹介文がありました。
プリンストン大学卒業後、オバマ大統領の最初の大統領選挙戦と米国環境保護庁の政権に仕え、その後、タンザニアのエネルギー流通の新興企業で働いている時に、映画を学ぶことを決意。その後、ニューヨーク大学経営大学院とニューヨーク大学TISCH(芸術学部)で、MBA と MFA の両方を取得した。という華麗な経歴の持ち主。
妻は、この作品のプロデューサーでもあるジュリー・ファブリツィオ。

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ロケ地 南アフリカ

南アフリカ Vioolsdrift
コロニーのシーンは、南アフリカのVioolsdriftにて撮影されました。
プロダクション・デザイナーのNoam Piper氏のinstagramによると、グリーンスクリーンやVFX enhancementsは使用せずに撮影されたそうです。

 

ティーブ!

レミが収納ユニットで見つけたロボット“スティーブ”。
ペットのようにレミのあとを追う姿が、コミカルで可愛らしく、ヒリヒリする映画の中で唯一の癒しの存在でした。
監督は、VFXと人形劇のミックスのように撮影をしたと話しています。
NASAの火星探査車「キュリオシティ」からヒントを得て作られたようです。

 

感想

言葉だけの説明のため、詳細がわからないことが多かった。
覚えているのは
・レミの母イルザは、地球から火星に移住した人物。
・火星に到着後、襲撃を受ける。
・イルザを助けたのが、レザ。イルザは既婚者だった?
・レミたちが住むコロニーの外の世界は、空気が無いor汚染されている。
・レミ達が住んでいるコロニーは、元々ジェリーの家族が住んでいた
ということぐらい。
ジェリーが、どこから来たのかなどは不明。

極限状態で、他に人がおらず、コロニーの外について何も知らないレミは、大人になるまで仕方なく、両親を殺したジェリーと暮らすことになる。
ジェリーは、「自分を受け入れてほしい」とレミの機嫌を取り続けるが、最終的にそれは、妻に迎えたいという目的があってのこと。
レイプ寸前で、レミを助けたのは、なんとスティーブ!
このシーンが、映画の中で一番盛り上がった。

ティーブに、レミも映画(の評価)も救われたような気がした。