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FBI:特別捜査班 S4 #7 愛しき者のために Gone Baby Gone

WOWOWより抜粋

覆面の男が、5歳の女児ルシアを託児所から拉致する事件が発生する。マギーとOAが、ルシアの両親のもとを訪ねると、母親のジェニーは夫と連絡が取れないと言う。また、犯人に心当たりはなく、家庭内にトラブルを抱えてもいないと証言するが、それは嘘だった。夫のヒューゴは1週間無断欠勤をしており、ジェニー自身は強盗を働いたことが判明。彼女は以前子守で働いていた家から10万ドル相当の宝石類を奪って逃走し……。

以下ネタバレ注意

 

ロケ地

オリヴィア・ロビンソンの自宅

誘拐されたルシアの母親のジェニー・ディアスが、以前の雇い主オリヴィアの家で宝石強盗を起こすシーン。

 

ジェニーを発見し逮捕するシーン

交差点を歩くジェニーを見つけたスコーラとティファニー
逃走するジェニーを追いかけ逮捕する。

 

リッキー・モレノを呼び出した公園

Queensbridge Park
ルシアの父ヒューゴ・ディアスが、誘拐犯のリッキー・モレノを呼び出した公園。
ここでヒューゴは撃たれ、モレノは逃走する。

 

ネタバレ感想

今回は、愛する家族をどこまで信じられるかがテーマ。
幼い娘を誘拐された夫妻だが、夫は麻薬の売人+依存症。
妻は「俺が何とかする」という夫の言葉を信じ、元の雇い主の家の金庫から宝石強盗をし、逮捕されてもなお夫を信じ続けていた。

FBI捜査官のマギーも、薬物依存症の妹をどこまで信じ、助ければよいか悩んでいた。
妹を1人で自宅に残し仕事に出るが、アパートのドアマンに、妹の監視をお願いしていた。
案の定、怪しい風貌の男が妹を訪ねてきて、その後、妹は薬物過剰摂取で意識不明になる。
マギーは、FBIの顔認識システムを私的に利用し、さらに妹のことに気を取られ、犯人を取り逃がすという大失態をおかす。

動画:34秒以降「FBI」のシーン

ラストで、ジュバルに「突き放すことも大事だ。」とアドバイスをもらうマギー。
マギーの失敗により犯人に撃たれた警官が、万が一殉職していたらマギーはクビになっていたと説明される。
マギーは、意識を取り戻した妹に「しばらく会わないほうが良い」と言い、愛していると言って、妹と距離を置く選択をする。

夫ヒューゴを信じ、強盗をした妻ジェニーは、結果、夫を失った上、有罪に。
ジュバルの言う通り、一番愛するものが、その人を救えるとは限らない。
愛しているがゆえ、許し、目をつぶってしまう部分も大きくなる。

今回もジュバルが仕切るシーンが見られて大満足。
部下になって働きたい。