映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン Luther: The Fallen Sun (2023)

Netflixより抜粋
刑務所に収監されていたロンドン警視庁の名刑事ジョン・ルーサーが脱獄。自らの心をさいなむ未解決の殺人事件に決着をつけるため、猟奇的な連続殺人犯を追い始める。

以下ロケ地等(多少ネタバレ)

 

ロケ地

刑務所

HMP Dorchester
2014年1月に閉鎖された元刑務所。他の作品でも撮影に使われていた。

 

ピカデリー・サーカス

Piccadilly Circus
犯人に脅迫された人々が、ライブ配信で自殺をしたロンドンの有名な広場。

 

地下鉄シーン

地下鉄シーンは、1994年に閉鎖されたオールドウィッチ地下鉄駅で。
廃駅探険ツアーで、内部を見学出来る。是非行ってみたい!

 

水中シーン

LITES WATER STAGE & FILM STUDIOS BELGIUM
水中シーンは、ベルギーのブリュッセルにある映画スタジオでの撮影。

 

ひとことふたこと(ネタバレ注意

残虐なシーンが多く、怖くて早送りをし続け、あっという間の鑑賞になった。
ダークウェブで、殺人ライブを公開しているという悪魔のような設定。
視聴者に、殺害方法を投票させていた。
他人の秘密をあぶりだすために盗聴・盗撮をしていた関係者全員、殺人ライブを観ていた人々のその後のシーンは無かったが、全員の逮捕を願うばかり。

ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム役で有名なアンディ・サーキスが、不気味な犯人を好演しているが、次の007候補と呼ばれるイドリス・エルバが演じるジョン・ルーサーの敵役としては、若干弱め。ラストの死闘は、どう見ても勝ち目ゼロ。
羊たちの沈黙」のレクター博士ぐらいのカリスマ性が欲しかった。

ネット上での評価は低いが、ロンドンが舞台の作品で満足している。