市長選がヒートアップするカリフォルニア州南部サンバーナディーノで、白人一家強盗惨殺事件が相次いで発生する。いずれの現場でも、犯人の仲間と見られる黒人の若者が被害者の銃から何発もの銃弾を撃ち込まれて死亡していた。若者の家族に事情聴取したBAUは、黒人の若者が犯人の一味であることに疑問を抱き始める。現場検証の結果、彼らはあたかも有色人種の犯行であるよう見せかけられるために利用されていたと分かり……。
以下、結末に関するネタバレあり。
白人一家惨殺事件
事件現場:カリフォルニア州 南部 サンバーナディーノ
市長選挙真っ只中
クラーク・プレンストン(男性、不動産業者) vs ヒラリー・ロス(女性)
第一の被害者 ミッチェル家
夫:ブライアン・ミッチェル(ハンティングが趣味⇒銃所持)
犯人グループの一人、アレックス・コリンズも死亡。
アレックス・コリンズ
20歳 黒人男性 ギャング
前科:麻薬不法所持・武装強盗
血中から高濃度の鎮静剤が検出。
第二の被害者 ルイス家
夫 :マット・ルイス(イラク帰還兵⇒銃所持)
妻 :トリシア・ルイス
長女:マッケンジー・ルイス
乳児
深夜、電線と電話線を切断後、家宅侵入し、家族全員を射殺。
家族以外の死亡者
ロナルド・アンダーウッド
19歳 黒人青年
優等生 ボランティア参加
アルバイトを掛け持ち、大学の学費を自分で支払う。⇒ギャングではない⇒巻き込まれた被害者?
血中から高濃度の鎮静剤が検出。⇒ オキシコドリン ⇒ 高価な薬
現場検証
両家とも白人中産階級でお金に困っていた。⇒金目当てではない。
死亡した犯人の一味らしき黒人達が襲うような相手ではない。⇒何故このエリアを?
犯人一味の射殺死体 ⇒ 動かされた形跡あり ⇒ 真犯人に演出されたもの
第三の事件
同じく、現場に共犯者と見せかけた遺体あり。
ラテン系(不法移民)
BAUプロファイル
犯人像
20代後半から30代前半、白人男性。
黒人(ギャング)やラテン系の不法移民の犯行に見せかけ、人種問題を引き起こすのが狙い。
事件を起こしパワーや従属感を得る。
鎮静剤オキシコドリンを使用 ⇒ 医療関係者や介護者など、処方箋を入手しやすい人物。
犯人は使命感を持ち、降参という考えはない危険人物。
クラーク・プレストン Clark Preston
市長選、立候補者。男性。
人種憎悪のスピーチ。⇒プレストンの支持者(操られている)が犯人か?
BAU(ホッチ&モーガン)が面会⇒ガルシア捜査開始⇒金銭面が怪しい。
第四の事件
不法移民のメキシコ人男性
引っ越しのアルバイトに誘われるが、薬をもられ、車のトランクに。
しかし、途中で意識を取り戻して逃亡。
車が線路付近で止まったという証言⇒ドランクン・ドッグという店が浮上⇒プラクトン支援企業
プレストンの関係者
毎月、プレストンに寄付しているパメラ・ミルズ⇒息子トレヴァーの車が、証言と合致。
ミルズ家の事件
10年前、自宅に強盗が。
父親:ロバート 殺害
母親:パメラ レイプ後、暴行を受け、脳に障害が残り寝たきり生活に。
子供:ジュリー(10歳)殺害
子供:トレヴァー 生き残る
事件後、プレストンが遺族の生活を支えていた。
プレストンは、自分を信頼するトレヴァーを洗脳 ⇒ 治安悪化となる事件を起こさせる(選挙のため)
市長選対立候補宅へ
自分を避けるプレストンの目を自分に再度向けさせようと、トレヴァーは対立候補を殺そうと考える。
ヒラリー・ロスを人質にとるトレヴァーに、モーガンはプレストンの真の目的を伝えるが
降伏しないトレヴァーに射殺するしかなかった。
ミルズ家襲撃事件の真相
ミルズ家を襲った犯人は、プレストンに金で雇われていた人物。
故意に犯罪を起こす⇒不動産価値が下がる⇒安い価格でプレストンが買い取る
犯罪被害者を支援⇒名を上げ、真犯人だとは思われない。
不動産価格を操り、富を得て、市長選までのし上がってきた。
プレストン逮捕(事件解決)
お気に入りのシーン
犯人のトレヴァー・ミルズの自宅に到着した際、車から降りるシーンで
リード君の靴下が左右違う色だったことを発見!
これは、リード君役のマシュー・グレイ・ギュブラーが、
幼い頃にお祖母さんから教えられた幸運のおまじない。
ファンにはお馴染みですネ。
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