抗議のデモがホワイトハウスを取り巻く中、ロシア大統領ヴィクトル・ペトロフとの米露会談が行われる。
フランクは、イスラエルの共同防衛を提案するが拒否される。
国務長官のキャサリン・デュラントと国連大使になったクレアもロシアに提案。
晩餐会では、ロシア人活動家がペトロフを侮辱するハプニングが。
ペトロフは、クレアにダンスを申込み、無理やりキスをしてしまう。
その後フランクは、ペトロフに葉巻をすすめ、二人きりで地下室に。
ペトロフは、ロシア軍をイスラエル防衛に送る見返りに、ヨーロッパの全防衛ミサイルの撤去を要望。
フランクは妥協案を提示するも、ペトロフは拒否し、交渉は決裂。
クレアとデュラントは、合衆国がイスラエルに軍を派遣できるように、国際連合安全保障理事会でロシアの拒否権を回避する計画を練る。
第30章
アメリカ合衆国訟務長官ヘザー・ダンバーは、合衆国最高裁判所で政府を擁護する。
クレアは、国際連合安全保障理事会にイスラエル関連の決議を提出するが、ロシアが拒否権を発動し否決。
ロシア政府は、イスラエル関連決議の報復として、LGBT活動家のマイケル・コリガンを逮捕する。
最高裁判事のジェイコブスは、アルツハイマー型認知症と診断されて引退を希望するが、フランクはジェイコブスの留任するよう説得。しかしその後、2016年の大統領選でダンバーが民主党候補となること案じ、ダンバーにジェイコブスの後任の席を提供し、受諾される。
ジェイコブスに、ダンバーを後任に決めたと説明し、辞職をすすめるが、ジェイコブが辞任を渋りはじめてしまう。
ジェイコブ判事とも親しかったダンバーは、フランクの意図に気付き、公式に大統領選出馬を発表する。
オルセイは、秘密裏にFBIでレイチェルを捜索を続けていた。同僚のPCを乗っ取り2台分で捜索するが、危うく見つかりそうになり、オルセイは、レイチェルの友達のリサ・ウィリアムズに偽名で接近することに。
フランクが復帰を望んでいないと悟ったスタンパーは、ダンバーの選挙陣営に加わろうと申し出る。
ロシア大統領との晩餐会で、食事の後にフランクが得意の歌を披露。
その後、ペトロフもロシアの歌を歌いながら、クレアを誘ってダンスをし、最後に強引にキス。
元々は、クレアに色仕掛けをされかけたため、やり返した、といったところか。
プーチン大統領に似た設定にしていたのが面白い。
ペトロフを演じたのは、実はデンマークの俳優ラース・ミケルセン。
デンマークのテレビ番組で、このドラマのことをネタにされ、再度「Korobeiniki」を歌うはめに。
第30章では、フランクの計画が、思い通りには進まなくなってくる。
また、フランクが命令した空爆で両足を失くした兵士に罵られたことが原因で、弱気にもなっていた。
宗教にすがろうとするが、納得も出来ず、なんとキリストの顏にツバをかけてしまう。
さすがに、ツバはまずいだろうと考えたのか、ハンカチで拭こうとした瞬間、キリスト像が倒れ落ち粉々に。
普通であれば、神の逆鱗に触れた、とショックうけるところだが、フランクはどうやら違う様子。
フランクの知らない間に、邪険にしたスタンパーが、ダンバーに接触。
手のうちを知り過ぎているスタンパーにも裏切られ、どう2016年の大統領選に向かうのか?
試練続きのシーズン3、あと9話。どうなる?どうする?