満月の夜、ラスベガスの観光客は、皆デヴィット・カッパーフィールドのダムを消すマジックを見にいき、カジノはガラガラ。そんな中、カジノで銃声がした瞬間、ラスベガス一帯が停電となり、ネッサ、デリンダ、サムと数名の客(+男性の死体)が、カジノのフロア内に閉じ込められる。
2日間寝ていないサムは、犯人とともに閉じ込められたという状況で思考がおかしくなっていき、CIAの陰謀で黒幕はエドだと考えていく。
一方、エレベーターに閉じ込められたダニーとメアリー。メアリーは小さい頃からの自分の思いをダニーにぶつけていく。
トム・ジョーンズの「フライ・ミー・トウ・ザ・ムーン」 が
流れるオープニング。
満月の夜、何かが起きるような雰囲気がしてきます。
メアリーのダニーへの思いがいつかダニーへ伝わればよいと
ずっと思っていたので、今回2人の子供の頃からのいきさつが
わかり、余計メアリーを応援したくなりました。
ラストで手をつなぐ2人、付き合っていくことになったのでしょうか?
メアリーは父親から家庭内暴力を受けていたのでしょうね。
何度かダニーが救ってくれて、メアリーはずっとダニーを
自分を救ってくれる白馬の王子だと思っていました。
メアリーはダニーの家にかくまってもらっていたために
ダニーのお父さんとも仲が良かったのでしょう。
ダニーの母親が他界したあと、メアリーは女手として
ダニーの家を手伝ったりしていたのかもしれませんね。
美女にはついふらふらと誘いにのってしまうダニー。
ダニーとの一度の関係を大切に思うメアリーのことを
理解してあげられないのはわかるけれども、
これで一安心でしょうか?!
幸せになってもらいたいですー。
サムが追い詰められておかしくなってしまったり
マイクが閉所恐怖症でパニックになるシーンなど
(それが原因で駐車場係をやっているということが判明)
普段と違った一面が見られて、面白かったです。
しかし、サムがデビッド・カッパーフィールドと付き合って
いたことがあったとは!?
彼の髪をブローしてあげたのは私だと、サム。
この髪型の頃かしらん!?
デリンダがデビッド・カッパーフィールドに招待されたと
言ったら即、私も昔ね!と言うサム。やな女~!!!
タイトルのThe Night the Lights Went Out in Vegasは、
1981年製作の映画「さよならジョージア」
原題「The Night The Lights Went Out In Georgia」に
かけているようです。