映画とドラマとロケ地

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ショコラ Chocolat (2000)

ショコラ (字幕版)

NHKBS公式より抜粋

ジュリエット・ビノシュジョニー・デップ共演。幸せを運ぶ不思議なチョコレートを売る母娘を名匠ラッセ・ハルストレム監督が描くヒューマンファンタジー。伝統と戒律を重んじるフランスの小さな村。ある日、謎めいた母娘がやってきてチョコレートの店を開く。村人たちは最初は警戒していたが、母ヴィアンヌが作る絶品のチョコレートに次第に心を開いていく…。ジュディ・デンチレナ・オリンなど、国際的な名優の共演も魅力的。

以下ネタバレ注意

 

原作

原作は、Joanne Harrisの同名小説。

 

実はチョコレートアレルギー

ルー役のジョニー・デップは、子供の頃チョコレートアレルギーがあったという。
この映画以外でも、「チャーリーとチョコレート工場」の工場長ウィリー・ウォンカ役を演じている。
この作品のジョニー・デップが一番かっこよかった。

ロケ地

教会

Église Saint-Genest de Flavigny-sur-Ozerain

チョコレート店

La Boutique du Film Le Chocolat(観光名所になっているが、空き家の状態)

 

レノ伯爵の御屋敷

実際は、農家。(個人宅)

 

川のシーン

フォントヒル湖 Fonthill Lake(イギリス)

 

Youtubeチャンネル:lacri994より

 

ネタバレあらすじ

チョコレート店
母:ヴィアンヌ
娘:アヌーク(6歳)
1959年の四旬節の初めに、あるフランスの村に到着し、教会近くの店を借り、チョコレート店を開く。ヴィアンヌの作るチョコレートには不思議な効能があり、村の女性達を癒していく。

レノ伯爵
村長 妻が自分のもとを去ったことを受け入れられずにいる。
教会のミサにも参加しないヴィアンヌを、四旬節に村人をチョコレートで誘惑していると危険視する。

アルマンド
ヴィアンヌに見せを貸した老女。糖尿病
娘:カロリーヌ
孫:リュック
アルマンドの奔放さが許せないカロリーヌは、悪い影響を与えると考え、孫のリュックと会わせないようにしていた。
ヴィアンヌは、マルマンドと孫が会えるよう、店を密会場所としてセッティングする。

ジョセフィーヌ
夫:セルジュ DV夫 村でパブを経営
ジョセフィーヌは、村人たちから敬遠されていたが、ヴィアンヌはジョセフィーヌを店に招き入れ、友達になる。
ヴィアンヌが支えとなり、セルジュから暴力を受けた後家を出て、ヴィアンヌ達と一緒に暮らすようになる。
その後、店に押しかけた襲って来たセルジュをジョセフィーヌが気絶させる。

ジプシーの一団
近くの川にジプシーの一団が流れ着く。
村人は皆彼らを敵視するが、ヴィアンヌは彼らを受け入れ、リーダーの青年ルーと親しくなっていく。
ある日、彼の船でヴィアンヌは、アルマンドの誕生日パーティーを開き、美味しいチョコレート料理を振舞う。母アルマンドと息子リュックが、楽しそうに踊っている様子を見たキャロラインは、母へのわだかまりが消えていく。

船への放火
ジョセフィーヌに執着するセルジュは、船での誕生日パーティーのあと、船に放火する。火事で怪我人は出なかったが、ジプシーたちは村を出ていくことにする。
パーティーの後、孫リュックに家に連れて帰ってもらったアルマンドは、その後自宅で亡くなっているのが発見される。
ジプシーやヴィアンヌを毛嫌いしていたレノ伯爵は、火事が起きたことは”神の介入”だと考えていたが、セルジュの告白を聞き、彼を村から追い出し二度と帰るなと命じる。

村を出る決意
ルーが去り、アルマンドも亡くなり、居場所が無くなったヴィアンヌは村を出て行こうと決める。しかし、村に愛着がある娘アヌークは、出ていくことを拒否。
また、ジョセフィーヌが村人たちとチョコレート作りに励む様子を見て、自分の存在が村に良い影響を与えているかもしれないと考え、村を出ることを止める。

店を破壊
レノ伯爵は、相変わらずチョコレートを一切口にしない生活を続けていた。
片思い中のキャロラインが、ヴィアンヌのチョコレート店から出てくる様子を見て、ショックを受ける。
イースターの前日の夜、レノ伯爵は店に侵入し、イースター用の特別なウィンドディスプレーのチョコレートを破壊するが、チョコレートを口にした瞬間、そこにあったチョコレートのほとんどをむさぼり食い、泣きながら眠ってしまう。
翌朝、レノ伯爵はヴィアンヌに起こされ、謝罪する。
復活祭のミサで、アンリ神父は愛と寛容について説教をする。

ラスト
その後、村の復活祭は盛り上がり、ヴィアンヌのチョコレートが村人にふるまわれる。
レノ伯爵は、半年後にキャロラインと交際がスタート。
ジョセフィーヌは、元夫セルジュの店を引き継ぎ、カフェ・アルマンドと改名する。
ジプシーのルーは、夏に村に戻り、ヴィアンヌとアヌークと一緒に過ごしている。
~おわり~

 

ひとこと

久々にテレビで放映されたため、録画をした。
大好きなラッセ・ハルストレム監督の作品の中でも、特にお気に入りの作品だ。
御存じの方も多いかと思うが、ジョセフィーヌ役のレナ・オリンは監督の奥様。

上にも書いたが、ジョニー・デップはこの作品が、個人的にはピーク!
先日、Netflixで観た「デップvsハード」には衝撃を受けた。

糖質オフ生活をしていたが、美味しいチョコレートが食べたくなった。
一口ぐらい、良いよね?
が、レノ伯爵のようになることはわかっている。
さてどうしよう。