映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

ファインディング・ユー あなたに逢えてよかった Finding You (2021)

ファインディング・ユー あなたに逢えてよかった [DVD]

バイオリニスト志望のフィンリーは、重要なオーディションに落選し、気持ちの切り替えも兼ね、亡くなった兄と同じ短期留学をするためにアイルランドへ旅立つ。アイルランドへ向かう飛行機で、偶然映画スターのベケットの隣になる。真面目なフィンリーをからかうような言動のベケットにうんざりするが、ホームステイ先で再会し、フィンリーは徐々に心を開き、ベケットから刺激を受けるようになる。

以下ロケ地など

 

原作 There You'll Find Me

There You'll Find Me (English Edition)

原作は、Jenny B. Jonesの小説「There You'll Find Me」。

 

ロケ地 ホームステイ先

Ghan House(四つ星ホテル) 公式サイト

主人公がホームステイするCallaghan家。

 

ロケ地 街のシーン

マーケット・ストリート
フィンリーが自転車に乗り、カーリングフォード介護施設へ向かうシーン。
街の看板等は、そのまま映されている。

 

ロケ地 オープンカーで登場

Carlingford Heritage Centre
ベケットがオープンカーで登場し、フィンリーを観光名所に案内すると言うシーン。
カーリングフォード歴史博物館。

 

ロケ地 モハーの断崖

Cliffs of Moher
ハリーポッターと謎のプリンス」の洞窟シーン(分霊箱)の撮影にも使われた観光名所。

 

ロケ地 カモメのシーン

Moher Tower at Hag's Head近く
ベケットとフィンリーが、岸壁近くを飛ぶカモメを見ながら、しみじみ語り合うシーン。

ロケ地 パブのシーン

Taaffes Castle
ベケットに誘われ、アイリッシュ・パブへ行くシーン。フィンリーがバイオリンを演奏する。

 

ロケ地 カーリングフォード修道院

Carlingford Priory
ベケットが一番好きな場所だと言って、フィンリーを連れて行く場所。
1305年頃にドミニコ修道会によって建てられたもの。

 

 

申命記31.8(ラストネタバレ注意)

墓石に刻まれていたのは、申命記31.8の言葉だった。
 "The Lord himself goes before you and will be with you; he will never leave you nor forsake you. Do not be afraid. Do not be discouraged."
主は自ら貴方に先立って行き、また貴方と共におり、貴方を見放さず、見捨てられないであろう。恐れてはならない、慄いてはならない。

 

ひとこと

恋愛映画の王道を行く作品。
・映画スターが、偶然、飛行機の隣の席に!
・生真面目女子に興味津々の映画スター。
・なんと滞在先が一緒。
・映画スターは、実は悩みを抱えており、主人公だけに告白。
・映画の撮影を休み、主人公を観光名所に連れて行く。
・ロマンチックなプライベート・ディナー。
少女漫画やハーレクイン小説のような、べたべたな作品ですが、アイルランドカーリングフォード)のロケ地を堪能するために鑑賞しました。

作品としては、普通中の普通ですが、アイルランドの風景はとても素敵でした。
スターとの恋を夢見る女子におススメします。