サイモンが解毒剤を持って逃走し、ソフィアはレイモンドにサイモンを阻止するよう命じる。アレックスの後を追うショーンは、レンタカーの追跡装置のデータから、彼らの車がモールの駐車場にとまっている事を突き止める。車のトランクを調べたショーンは、モールの通風システムの見取り図を見つけ、彼らがウイルスを拡散しようとしている事に気付く。
以下ネタバレあり
【ショーン・ウォーカー&ヴィッキー・ロバーツ】
スペイン風邪に感染した肺を持って逃げたソフィアの手下を追い、車を走らせる2人。
ショーンは、車のナンバーからレンタカーであることを突き止め、
レンタカーの追跡装置のデータを調べるためにハッキングする。
ハッキングに成功したショーンは、車があるショッピングモールの駐車場に停まっていることを突き止める。
見つかった車には誰もおらず、トランクの中にショッピングモールの見取り図が残されていた。
ソフィアの手下が、ショッピングモールの通気口から、スペイン風邪のウィルスをばらまこうと
しているのではと判断、手下達を追う。
ヴィッキーは、モール内の客を助けるため、警備員に警報を鳴らさせ、客を外へ誘導する。
ショーンは屋上で男と格闘し射殺するが、その間に女性(アレクサンドラ)は
通風孔に時限装置を取り付け、逃走していた。
時限装置を止められないショーンは、カッとなって装置に向って発砲。
残り数秒のところで装置が止まった。
【元副大統領レイモンド・ジャービスvs元FBI長官ブレイク・スターリング】
解毒剤を持って逃げたサイモンは、スターリングの自宅に侵入。
大統領を助けたいというサイモンの言葉を信用するスターリング。
ところが、スターリングの家はCIAに張り込まれており、踏み込まれる寸前だった。
通報を受け到着したパトカーと武装したCIAが睨み合っている隙に
スターリングとサイモンは家から逃走。
スターリングは、意識不明のイーリアス・マルティネス大統領の妻
クリスティーナに電話をし、解毒剤について説明。
ジャービスに阻止されぬよう、公衆電話からクリスティーナに解毒剤を渡す方法を説明する。
スターリングがクリスティーナに電話をしていたことを知ったジャービスは、
病院にいる夫人に直接会いに行き、大統領に毒を盛ったのはスターリングだと嘘をつく。
南ケンドール通りの倉庫で会う約束をしたと説明。
ジャービスはスパイ衛星を使い、スターリングとサイモンが倉庫に到着したのを確認。
反対するArmbrusterを追いだし、2人を殺すため空軍に倉庫を爆破させる。
ジャービスの命令で、空軍は倉庫を爆破。
ところが、倉庫には地下通路があり、2人は爆撃前に倉庫を脱出。
計画通り、花屋のふりをしたサイモンから花束と一緒に解毒剤を受け取った
クリスティーナは、病院へ向かい、夫イーリアスに解毒剤を注射する。
その頃、クリスティーナとスターリングの会話記録がようやく解読され
ジャービスは、倉庫の件はスターリングの陽動作戦だと気付き、呆然となる。
【ソフィア】
ソフィアの母星は、放射線の影響で死亡者も出てきたため
地球に少しでも早く呼び寄せるよう準備を進めていた。
スペイン風邪のウィルスを取り出したが、ウィルスの効力を見極めるためのテストを行うことに。
時限装置は、ショーン達に解除されたが
モールから(ソフィア達が用意した)バスに乗った人達が
バスの中でどのように感染し死亡していくかというテスト結果を得ることがソフィアの真の目的だった。
ルー博士は、そのデータからウィルスの進行を抑えるための方法を発見。
ソフィア達には、スペイン風邪のウィルスは無害だが、人間には即効性がありすぎるため
中間の種であるハイブリッド(エイリアンと人間のハーフ)にウィルスを植え付け変異させることに。
そこで、ハイブリッドであるレイラ・ブキャナンにスペイン風邪のウィルスを感染させる。
【次回予告】
レイラにスペイン風邪のウィルスを感染させる実験により、
人口に影響が及ぶまで5週間だという結果が出る。
ソフィアはウィルスを拡散するために動き出す…。
ジャービスは、邪魔者を追いだし、大統領権限でやりたい放題だったが、自爆。
結局は、昔も今も操られているだけの人間なのだ。
イーリアス・マルティネス大統領が復帰することになるだろうが
どうソフィア達と戦っていくのか?
ショーンとヴィッキーは、次回どう動いていくのか?
残り2話。来週まで待ち遠しい!