深夜、ワシントンDCのジョージタウンで女性の遺体が発見される。
通報者はホームレス。
遺体は時代がかったドレスを身につけており、さらに唇が切り取られていたため、一件目の犯行にもかかわらずBAUが呼ばれる。
被害者の名前はケリー・ランディス。
3日前に失踪、2日前には地元の新聞社に被害者の写真が届けられていた。
唇が切り取られた死体はBAUでもはじめてことであり、犯人の唇に対する強い愛情か嫌悪感の現れだと分析する。
以下ネタバレあり
映画「サンセット大通り」と「サイコ」が一緒になったような雰囲気あるエピソード。
犯人役には、あの「プリズン・ブレイク」のティーバッグ役で有名なロバート・ネッ
ー。
怪しく恐ろしく目が離せませんでした。
何故、犯人が唇を切り取ったのかがわかった時には、鳥肌!
怪優ロバート・ネッパーの狂気の世界にひきずりこまれてしまう。
事件と交互に映るのは、ガルシアが舞台で演じる姿。
BAUのメンバーに内緒で、舞台に出演していた。
それも、ガルシアが脚本を執筆し、主役を演じている。
ストーリーは、シリアルキラーに全てを奪われた女性が、やがて相手に反撃、最後にはその命を奪うというものだった。
面白かったシーンは、ロッシ、ホッチ、リード君、ガルシアの4人でのシーン。
犯罪現場の写真を見たリード君の反応を見て、ガルシアが質問するのですが…。
Reid: Oh, that's a first. I see your concern. 「おぉ、これは初めて見るな。」
Garcia: What? 「何?」
Rossi: A photo wasn't all he took. 「とったのは写真だけじゃない。」
Garcia: Reid, what? 「リード、何?」
Reid: Her lips have been removed. 「唇を切り取った。」
Garcia: Oh my god! 「何でそんな!」
Rossi: Maybe a trophy. 「記念品か。」
Reid: Maybe he ate them. 「食べたとか。」
Garcia: Can I have that memory burned in my mind for the rest of my life?
「…今の意見は、記憶から抹消いたします。」
Reid: You asked. 「聞くから!」
リード君、さらりと「食べた」と発言。今だ殺人事件に慣れないガルシアはフリーズ!