悪質なハッカーによって、香港の原発でメルトダウン寸前の水蒸気爆発が起こる。
次にハッカーは、アメリカの株式市場を狙い、大豆の暴沸が起こる。
米FBIと中国の合同捜査チームは、事件解決のために、服役中の天才プログラマー
ニコラス・ハサウェイに協力を要請する。
以下ネタバレあり
2009年~2010年に、コンピュータ・ワーム”スタックスネット”が、イランの
核施設を攻撃した事件からヒントを得て作った作品。
事件や、スタックスネットに関してわかりやすく解説されています。
BLACKHATとは
悪意をもってコンピューターやネットワークへの攻撃を行うハッカー
【映画ロケーション】
ニコラス(ニック)・ハサウエィとチェン・リエンが向かった店。
:Ham Ji Park ロサンゼルスの韓国料理店
香港にて車から降りるシーン:Pak Hoi St.
カサールがブルートゥースを利用し、指示を出していた場所
:油麻地社区中心休憩花園
兄の車が爆破され、追ってきたFBIの2人もカサールらに銃殺され
ハサウェイらが逃げ込んだ地下鉄の駅:Quarry Bay Station 鰂魚涌站
ラストの待ち合わせのシーン:Taman Lapangan Banteng(公園)
Jason Butler Harnerが、George Reinker役で登場し、喜んだのもつかの間
登場シーンが少なくて、ガッカリ。
メガネが似合うイケオジなのだが、何かしでかしそうな雰囲気がある俳優さん。
悪役か?と思ったら、あっさりとした脇役だった。
(感想)
Netflixでお勧めされていたので鑑賞。2015年の作品だった。
服役中の天才プログラマーvsブラックハット、という設定は面白い。
しかし中盤で、仲間のチェン・ダーワイ大尉やFBI捜査官らが殺害され
2人だけで悪人と対峙しようとしてから、何となく説得力が欠けた。
サイバーテロ集団のドンが、魅力的でなかったのが残念。
外見も内面も、もう少しワルさが欲しかった。
6.5/10点 マイケル・マン監督だからと、期待しすぎた…。