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天空の結婚式 Puoi baciare lo sposo  My Big Gay Italian Wedding(2018)

天空の結婚式 [DVD]

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映画公式サイトより抜粋

役者としてベルリンに暮らすアントニオは、恋人で役者仲間のパオロに“人生を一緒に歩んでいくならこの人”と確信し、遂にプロポーズ。2人は結婚を決意するが、問題は互いの親の理解を得る事。パオロはゲイであることをカミングアウトして以来、母親と疎遠になっている。一方、アントニオはイタリアで村長を務める父と母に、カミングアウトと同時に結婚の意志を伝えに行こうとするが――。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

目次

 

 

シビル・ユニオン法

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イタリアでは、2016年の下院議会で同性カップルの結婚に準ずる権利を認める「シビル・ユニオン」法が可決される。

残念ながら、日本では、一部の自治体で同性パートナーシップ制度が施行されているが、いまだ同性婚は認められていない。

この法案が可決され、映画化が決定したと言われている。

 

 

My Big Gay Italian Wedding

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アンソニー J. ウィルキンソンによって書かれた作品で、2003年にオフブローウェイで初めて上演される。

2016年にイタリアでシビル・ユニオン法が可決されたことを受け、アレッサンドロ・ジェノヴェージ監督によりイタリアで映画化された。

 

 

ロケ地 チヴィタ・ディ・バーニョレージョ

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Civita di Bagnoregio

映画の舞台は、2500年以上前にエトルリア人によってつくられた都市チヴィタ・ディ・バーニョレージョ(Civita di Bagnoregio)。

台地辺縁部の崩落によってその上の建物が崩れる危機に常にさらされており、「死にゆく町」(il paese che muore)とも言われる。(Wikipediaより

 

 

Don't Leave Me This Way

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アントニオがパオロに歌うのは、THELMA HOUSTONの“Don't Leave Me This Way”。この歌は、HIVに感染したゲイコミュニティの非公式テーマソングになっていたという。

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1994年には、オーストラリア国立美術館で「Don't Leave Me This Way – Art in the age of AIDS」という美術展も開かれている。

 

 

本人役で出演

 
 
 
 
 
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Enzo Miccio

有名なウエディング・プランナーのEnzo Miccio(通称Enzo)が本人役で登場。

2001年にミラノでブライダル専門の会社を設立し、テレビには2005年「Wedding Planners 」でデビュー。ブライダル以外でもコメンテイター等、イタリアのテレビ番組に多数出演している。書籍も出版している。

Ma come ti vesti?! Regole, trucchi e suggerimenti per non sbagliare mai look L'eleganza del maschio

 

 

 

ネタバレあらすじ

プロポーズ

アントニオ・ブランビッラ:主人公 ベルリン在住のイタリア人俳優 同性愛者 

パオロ・バイエッロ:アントニオの恋人 同棲中 カミングアウト後、母と疎遠に。

アントニオは指輪を用意し、パオロのプロポーズ。プロポーズは成功するが、パオロからアントニオの帰省に同行したいと頼まれる。

毎年、アントニオは復活祭でキリストを演じるため故郷に帰省していた。アントニオは、パオロを連れて帰省し、両親にカミングアウトと婚約報告を計画する。

 

新たな同居人

彼らの新たな同居人となったドナートという中年男性が現れる。

ドナートは、女装癖が原因で妻子から家を追い出され、情緒不安定になったと話す。

アントニオとパオロが帰省し、1人で留守番するよう頼まれ、ショックで手首を切ってしまう。

2人は仕方なく、家主のベネデッタとドナートも連れ、帰省することになる。

 

チヴィタ・ディ・バーニョレージョ

父:ロベルト 村長 同性愛者に偏見を持っている。

母:アンナ 息子が同性愛者だと薄々気づいている。

アントニオは、両親にカミングアウトし、婚約者のパオロを紹介するが、父親は息子が同性愛者だという事実を受け入れられずにいた。

母アンナは、夫に2人の結婚が認められないなら家を出ていけと言い、自宅の鍵も渡すよう言い、ロベルトは職場で寝泊まりすることになる。

 

母の条件

母アンナは、結婚を認めるにあたり条件を出してきた。

・この村で結婚式を挙げる。

・有名なウェディングプランナーのEnzoことエンツォ・ミッチョに結婚式をコーディネートしてもらうこと。

・費用は母アンナ持ち。

・絶縁状態のパオロの母親にも式に出席してもらう。

 

結婚式の準備

アントニオの幼馴染で元恋人のカミッラが、結婚を阻止しようと村に現れ、二人の邪魔をし続ける。

パオロのカミングアウト後から疎遠になった、彼の母ヴィンチェンツァに会いに4人でナポリへ向かう。母はいまだ納得しておらず、パオロを受け入れてくれなかった。招待状は玄関に置いたが出席の見込みがないため、女装癖のあるドナートがパオロの母親のふりをすることに。

Enzoが現地入りし着々と準備を進めていく。

結婚式が村の宣伝になると村人たちもお祝いムード一色となるが、いまだ父ロベルトは受け入れられず、アンナから結婚式に出席しなければ離婚すると言われてしまう。

 

教会の火事

結婚式の前日、式の会場になっていた古い教会で火事が起きてしまう。パオロは、取り残された人を救出するため、教会の中に飛び込み、アントニオもパオロを追って飛び込む。2人は十字架の下敷きになっていたロベルトを発見し、救出する。

 

結婚式当日

村の広場で、村長のロベルトが、結婚式を執り行うことに。

パオロは、母ヴィンチェンツァの代わりに女装したドナートとバージンロードを歩き登場するが、母ヴィンチェンツァは息子のために結婚式に出席していた。パオロと母は抱き合い、ようやく和解する。

ロベルトも今までのことを反省し、2人を祝福する。

しかし、無理やり立会人となったカミッラが、アントニオがパオロと同棲中、自分と関係を持ったと暴露。ショックを受けたパオロは、母と会場を立ち去ろうとする。

アントニオはパオロに向かい「ドント・リーヴ・ミー・ディス・ウェイ」を歌い、彼を引き留め、ベネデッタの歌に合わせ、村人たちも歌い踊り、結婚式は大成功となる。

~おわり~

 

 

 
 
 
 
 
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感想

ヒュー・グラント風な風貌のクリスティアーノ・カッカモ演じるアントニオと、クマさん系俳優サルヴァトーレ・エスポジト演じるパオロのカップルバランスが素晴らしかった。悪役(パパとストーカー女)もわかりやすく、イタリア・マンマらしく強くてカッコいい母アンナも最高だった。

舞台は、天空の村チヴィタ・ディ・バーニョレージョ!ロケ地好きとしては、大満足な撮影地。映画「ホタルノヒカリ」でも使われたようだ。

単純な内容だが、日本人が好きそうな作品だと思う。

まだ観ていない方、特に女性にお勧めしたい。

 

 

 

 
 
 
 
 
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