ローラは食料品での重暴行の裁判を担当する。被告人はニカラグアからの不法移民レオ・ゲラ。審理中、傍聴席に移民税関捜査局(ICE)の捜査官が現れる。レオを捕らえ、強制送還するためだ。しかし州はICEに対し裁判所での令状なしの逮捕を禁じていた。それでも連邦の権力を行使しようとする捜査官にローラは毅然と立ち向かう。
以下ネタバレ注意
ロケ地 グランドパーク
Grand Park(LA)
奥に見える建物は、ロサンゼルス市庁舎。
マーク・キャランが、ランバート氏に対し、娘の事件をもみ消すための口止め料支払いを責めるシーンでの撮影等。
ロケ地 ピンクのベンチ
Grand Park(LA)
マイア・ランバートが、マーク・キャランを呼び出し、弁護士をクビにして真実を話すシーン。ピンクの柵とベンチが印象的。上記ロケ地と同じグランド・パーク内の一角。
ICE問題
今回のエピソードで取り上げられたのが、ICE(アメリカ合衆国移民・関税執行局 U.S. Immigration and Customs Enforcementの略)問題。
アメリカ国内では、ICE捜査官が州裁判所で張り込みをし、不法移民を逮捕し国外追放させるという案件が急増し、問題になっていた。
トランプ就任後、ニューヨーク州の裁判所内外での ICE による逮捕が 1,700% 増加したという記事。
2019年4月17日、ニューヨーク州裁判所事務局(OCA)は、裁判所内で連邦判事の令状なしに、ICE職員が不法移民を逮捕することを禁じる指令を発行している。
感想
アメリカでは、2019年9月末に放送されたエピソード。
上記に書いたように、時事問題をテーマにした裁判内容になっていた。
ドラマは、どうやら判事のローラが担当する裁判と、ローラの親友であるマーク・キャランが担当する裁判の2つの裁判が同時進行していく内容になっているようだ。
励まし支え合い、信念のもと突き進んでいく2人を応援したくなるようなストーリーになっている。
コミカルなシーンもあり、堅苦しい雰囲気は無く、楽しめる作品。3話も楽しみだ。