ノラは海岸で倒れていた女性ナディアを保護し、自宅で手当てをする。チュニジア出身のナディアは、人身売買をしている犯罪組織の貨物船から逃げ出したという。仲間の女性たちの身が危ういから警察に言わないよう約束させられたノラだが、貨物船の名前を手がかりにその船を捜し始める。一方、検察局ではノラの新しい上司カッロが赴任するが、彼女はアレクサンデルの元恋人で……。
以下ネタバレ注意
ロケ地
港のシーン
血だらけのヨットを調べた鑑識の女性からの話を聞き、その後、出勤前のノラと会うシーン。港のシーンは、ほとんどこの場所。
背後に映る赤い建物は、Sandhamn Seglarhotell という四つ星ホテル。
ストックホルムのシーン
Nybrokajen (ストックホルムのフェリーターミナル)近辺
フランスから来た刑事を、アレクサンデルがホテル近辺まで車で送るシーン。
元カノ登場
前回、アレクサンデルが妻ヴィッキーとようやく別居し、今度こそは!とノラのために願っていたのだが、アレクサンデルの元カノ(左端の女性)が早速登場!
2人は速攻大人の関係を持ち、その女性はノラの新しい上司だったというオチ。
そして、ラストでさらにキーっ!となる出来事が起こります。地団駄踏むとはまさにこのこと!
お人好し過ぎ
ノラは、基本人を信じ、自宅に誰でも気軽に招き入れてしまう善い人。
今回も、海岸で救出したナディアという女性を、自宅で療養させてしまう。
警察に話すことをかたくなに拒んだことから、単なる弱者ではないと思っていたが、あんなに豹変するとは!
少しはまともなこともしてください!
今回も足を引っ張るだけの男、Bengt-Olof Stenmark。
フランスのそばかす美女との淡い恋の思い出を語り、確認もせず悪党を警察署に迎え入れてしまう。最後にはアレクサンデルも「少しはまともなこともしてください!」と激怒していた。以前のこともあり、いまだ署で働いているのが理解出来ない。
ひとこと(ネタバレ注意)
コルシカ島を拠点にしている麻薬組織がらみの事件にノラが巻き込まれるという内容。麻薬組織のボスは、恋人だったナディアに弟を殺され、ナディアを探しにスエーデンに現れる。ナディアは、浜辺で倒れているところをノラに助けられ、人身売買の船から海に飛び込んだという嘘をつき、匿ってもらうことに。
最終的に、ボニー&クライドなことになるが、最後にナディアは目配せをして、ノラを助けてくれていた。親切にしてもらったお礼ということなのだろう。
事件よりも何よりも、ノラとアレクサンデルの悪意あるすれ違いの設定に、かなりイライラさせられた。
ようやくヴィッキーが去ったと思いきや、元カノ登場。すぐ大人の関係に。
そして、その女性が、新たなノラのボス。
ノラの目の前で、ボスがアレクサンデルにキス。
パールに付き合ってもらい、やけ酒したノラは、店にいたイケメンにしなだれかかっていた。見ていられない!
その後、やっぱりノラが好き!とばかりにアレクサンデルが、ノラの自宅へ訪問すると、ノラはイケメンとの真っ最中…。
ノラとアレクサンデルも、付き合わないままきっと終わるのだろう。
まさか、ラストのイケメンが再登場することは…ないよね?