教会が所有するクナップホルメン島の地下貯蔵庫で2体の白骨遺体が見つかる。遺体は30年前、ボートの転覆事故で亡くなったとされたペテルとヨハンだった。その事故ではもうひとり、エステルという少女が行方不明になっていた。アレクサンデルたちは捜査を開始するが、当時の関係者たちのリストの中にノラの名前があった。
以下ネタバレ注意
作者カメオ出演
原作者のヴィヴェカ・ステンさんは、たびたびドラマに登場するのだが、今回のエピソードでは、ラストシーンで登場。
セリフは無いですが、すぐにわかりますので要チェック!
(上記動画は、ドラマのシーンではなく、過去のテレビ出演時のものです。)
祝!
前エピソードを観て、ノラとアレクサンデルはもう付き合うことは無いのだろうと諦めていましたが、なんと今エピソードでついに!
アレクサンデルはカッロと別れ、ノラのもとへ向かい熱いキスを!
ノラの幸せを願っていた私は、感慨無量でした。
おめでとう!
何者?
ラスト、謎の男登場。
いったい何者?
次回エピソードで登場するのでしょうが、誰を狙っているのでしょうか?
二人以外の人物の可能性もあり。
若いころのヘンリック
今回は、結婚前のノラやヘンリックも関りがあった昔の事件の被害者の遺体が発見されるというエピソードのため、若き日の2人の様子が描かれていた。
上記instagramは、若き日のヘンリックを演じたFabian Penjeさん。
Giselaは、その頃からヘンリックを狙っていたことが判明。念願かなって結婚したということなのだろう。
ネタバレ感想
今回は、不良男2人に襲われたエステルが、手に取った石で1人の頭を殴り、娘を心配してかけつけたエステルの母がもう一人を殴りつけたというのが事件の発端だった。
2人を殺害したと思い込んだ母娘は、遺体を隠すために島にある地下貯蔵庫に2人を隠し、母はエステルを船で外国へ逃がしていた。
その後、無人の船が見つかり、詳しく捜査をしなかった警察によって3人は船から落ちて水死したと判断されてしまう。
恋人との子供を妊娠していたエステルはその後流産し、母親から恋人は自殺したと言われ信じてしまう。母親とは手紙でやり取りをしながら、エストニアの修道院で暮らしていた。
事実を知らないエステルの恋人は、酒浸りとなり、落ちぶれた生活を送るように。
エステルの聖書や写真をいまだ大事に持ち、所有している船の名はエステルだった。
人生をかけた嘘によって、結果的にエステルの母親は自ら死を選ぶことになる。
あの時、正直に警察に連絡していれば、せめて夫に真実を伝えていたら…。
そんなことを言い出したらきりがないけれど、無駄にした数十年を考えると、やりきれない思いになる。
恋人たちの予感
"I came here tonight because when you realize you want to spend the rest of your life to start as soon as possible."
映画「恋人たちの予感」の名セリフ
「残りの人生を誰かと一緒に過ごしたいと思ったら、すぐに始めたほうがいい。」
アレクサンデルたちに、エステルと共に真実を話したヨセフの言葉。
2人は手をつなぎ、残りの人生を2人で過ごしていこうと決めたのだろう。
その言葉は、ノラへの思いを断ち切れないアレクサンデルにも響いたようで、カッロと別れ、ノラのもとへ向かうことになる。
いいエンディングで大満足。
だが、あのメガネ男はいったい…。