散弾銃を持った少女ナタリーが学校の体育館に押し入り、生徒たちを人質に取って籠城する。青少年更生施設にいる恋人のオリヴィアがピクニックに行って以来、行方不明になったため事件に巻き込まれたのではと心配だったが、相談した警察が真剣に取り合ってくれず凶行に及んだのだ。一方、ノラの同僚パールもオリヴィアの行方を捜していた……。
以下ネタバレ注意
ロケ地
サンドハムン島
Sandhamn
ドラマの舞台は、スエーデンにあるサンドハムン島。
祝・別居
主人公のノラ・リンデを応援する私にとって、突然現れたアレクサンデルの妻ヴィッキーは、邪魔者。
何年も失踪していたが、突然舞い戻り、その後は当然のようにアレクサンデルと一緒に暮らし始め、更にノラのことをライバル視。
今回、夫婦喧嘩が原因で、ヴィッキーは別居を決意。息子トールは、不安定な母がまた失踪しないように、見張りも兼ねて母と暮らすことを決める。
今回は、トーマスのようなことにならないで欲しい。
そろそろ、ノラに幸せを！
弁護士パール
Pär
ノラの部下の弁護士のパールを応援している。
お笑い担当として、いつも災難にあってばかり。
今回は、準備した巨大誕生日ケーキを、アレクサンデルの部下にひっくり返されてしまう。とことん良い人で、ドラマの中の一服の清涼剤になっている。
来日していた
セバスチャン役のAnton Forsdikさんのinstagramを発見。
かなり前の投稿ではあるが、来日していたようだ。
お台場のチームラボで撮影したような写真があった。
事件（時系列 ネタバレ）
Johanna Fagenberg
更生施設に入所中のオリヴィアとセバスチャンの弁護士（ヨハンナ）。
両親を亡くしたオリヴィアの信託財産を管理していたが、ほとんどを横領。
更生施設の職員も共犯者。
オリヴィアとナタリー
更生施設で出会い、恋に落ちる。
オリヴィアは、18歳になったら信託財産を受け取れることをナタリーに話し、2人で将来の夢を語る。
パールに相談
オリヴィアとノラの部下のパールは、遠い親戚（またいとこ？）。
オリヴィアは、自分の信託財産を管理している弁護士（ヨハンナ）が信用できないとパールに相談する。
弁護士の策略
弁護士のヨハンナは、オリヴィアの信託財産の使い込みを隠すため、オリヴィアが18歳になる前に、委任状にサインさせようと誘拐を計画。
更生施設の職員に相談し、職員は孤島へのバーべキューを計画する。
島に到着後、オリヴィアとナタリーをあえて別行動させる。
ヨハンナは、孤島で密かにオリヴィアと接触⇒誘拐⇒自宅へ監禁
※セバスチャンが、オリヴィアとヨハンナが話すのを目撃し、証拠写真も撮る。
ナタリー行方不明
孤島でナタリーが行方不明になるが、更生施設の職員は脱走の可能性が高いと言い、ナタリーがいくら訴えても、警察に失踪届を出さずにいた。
ナタリーが1人で警察へ行き相談するが、失踪届は更生施設の職員でないと受け付けないと言われ、怒って警察を出ていく。
セバスチャンの死
ナタリー同様、オリヴィアの行方を追うパールとノラ。
同じ更生施設に入所中のセバスチャンと裁判所で会い、話を聞こうと待っていたが、セバスチャンは裁判所のトイレで薬物の過剰摂取で倒れ、その後死亡する。
人質事件
誰にも頼れない中、1人きりでオリヴィアを探していたナタリーは、散弾銃を手に入れ、ある体育館に向かい、学生たちを人質に取り、法務大臣と国家警察長官を連れてこいと要求。
人質の中には、アレクサンデルの息子トールもおり、アレクサンデルは密かに現場に潜入し、ナタリーを説得しようと試みる。
降伏する直前、特殊部隊が突入し、驚いて銃を向けたナタリーは撃たれ、入院。
ヨハンナの自宅
更生施設の職員に事情を聞き、弁護士のヨハンナの横領の事実を知る。
ヨハンナの自宅へ向かうが、その前に、病院を抜け出したナタリーが、ヨハンナを襲い、2人は格闘。ナタリーは、ヨハンナに薬を打たれるが、ナタリーもヨハンナをナイフで突き刺す。ナタリーは、オリヴィアを発見する。
事件解決
ヨハンナは逮捕され、事件解決。ナタリーはまだ入院中だが、オリヴィアが看病していた。ノラやパールらが誕生日のケーキを持参し、皆でお祝いする。
～おわり～
ひとこと
世界で１番島の数が多いというスエーデン。
毎回、美しい景色を堪能できるのが、このシリーズのおススメポイント。
アレクサンデルへの気持ちを封印していたノラだったが、人質事件が解決した直後、アレクサンデルが無事だったことに安堵し、警察署内でぎゅっとハグしてしまう。
とはいえ、事件解決後は、お互い一人きりで過ごしていた。
今回もやきもきさせられたままエンディングに。
次回、進展希望！
