グエムル-漢江の怪物-(スマイルBEST) [DVD] (2008/02/08) ソン・ガンホピョン・ヒョボン 商品詳細を見る |
漢江の河川敷で売店を営むパク一家は、のんびりとした時間を過ごしていた。突然巨大怪物<グエムル>が出現し、パク一家の希望の星ヒョンソをさらい姿を消してしまう。家族は愛するヒョンソを失い失意のどん底に陥るが、悲しみの癒える間もなくグエムルの未知のウイルスを恐れた政府に隔離されてしまう。カンドゥのもとへ愛娘ヒョンソから携帯電話の着信が入り、パク一家はヒョンソを助けるため隔離病院を脱出し、厳戒態勢の漢江へと潜入を試みる。果たして一家はヒョンソを取り戻すことができるのか!?
ねたばれあり
映画の宣伝で、あの連れ去られるシーンのインパクトが強く、どんな怪物なのだろう?と思っていたが、意外にも(強いけど)ちっちゃな?怪物でびっくり。ゴジラ大なのかと思っていました。動き方は、「千と千尋の神隠し」で大きくなって暴れるカオナシにそっくり!
ヒョンソを何とか助けようとする家族のパワフルさが気持ちよい。
新種ウィルスだと騒ぐ米軍が宇宙人のように見えて気持ちが悪い。
また、彼らの話を全く聞ききいれてくれない韓国の警察官も不思議。(賄賂をもらい検問を簡単に通すところは、警察批判をこめているのかな?)
せっかく素晴らしい俳優さんを使っているのだから、あと一歩突っ込んだものにしてほしかった気もする。
怪物がエサをストックするところは、先日見た海外ドラマ「スーパーナチュラル」に似ている。
色々なテーマがありそうなこの映画だが、単なるサバイバルアクションとして作ったほうが良かったような気もする。
ヒョンソが助かり、何事も無かったような日々に戻るが、エンドロール後のスペシャル映像で、エサ(人間)がストックされていた場所にあの怪物が生んだ卵が孵化し(卵からかえった子供がストックされたものを食べる!)、怪物の子供達がぞろぞろと川を渡ってくるシーンでラストとか…。そんなエンディングも誰もが考えそうかしらん?
そう考えると、やっぱりあのラストが一番良かったのかも。