若き考古学者ジェームズ・サットンが、レトロなクラブ近くの路地で射殺される。クレジットカードや現金などは盗まれておらず、物盗りによる犯行の可能性は低い。サットンのシャツには青い液体が飛散しており、首元にはネックレスが引きちぎられた跡が。遺体近くからは、何かをくるんでいたと思われる布と土くれや汚れたミトン、無数の線が描かれた紙などが回収される。
以下ねたばれあり
むちゃくちゃ怖かった!!!
特にラストシーン。
ステラ!早く!ステラ!!!とバタバタと足踏みしながら観ていました。
CSIでも手が届かない領域にいる犯人。
いつか逮捕することはできるのでしょうか!?
また、あの男が今後、あのギリシャ金貨を奪いに来る事件があるのでは?
と嫌~な余韻がじんわりと…。
ステラが今後襲われることはないですよね…。
冒頭シーンはまさにインディー・ジョーンズな感じで面白かったのになあ。
まさか、彼が別人になりかわっていた人物だったとは。
このどんどん良い意味で観ているものを裏切っていく展開!
やっぱり面白すぎます!
(これだから、日本のドラマなんて観ていられませんっ!)
上記にも書いた、ギリシャ政府がらみの展開にはもう脱帽。
これがたった45分間のドラマの1話分の内容なのだから凄いです。
(褒めすぎ!?でも面白いんだもの!)
今回もゲストスターが色々登場しましたね!
「4400」のカイル(チャド・ファウスト)が登場した瞬間、「あ、犯人だな、きっと。」とわかってしまったけれども、今回も一癖ある役を演じていてよかったです。
また、ローラ役に「LOST」のアレックスを演じているタニア・レイモンドが登場していました。何だかどこかにベンがいそうな感じがしました~。
☆事件の流れ☆
3年前
ジェームズ・サットン
(現在、ロングアイランド在住、灯台博物館に勤務する男性)
自分の人生を売って新たな生活を手に入れようと計画
↓
ミッチ・ヘンソン
ジェームズ・サットンの人生を50万ドルで買い、考古学者となる。
↓
2年前
キプロス北部ニコシア郊外
発掘を頼まれたローラは、サットンに先を越され憤慨。
ローラが銃で脅し、もみ合いになり、倒れた弾みでサットンを撃ってしまう。
↓
サットンは、ローラをかばうため、医療機関を受診せずに
ローラの手で銃弾を体から取りだしてもらう。
本物のサットン
自分が売った人生で、ミッチ・ヘンソンが
脚光を浴びるようになったのが不満
↓
偽物のサットン(ミッチ・ヘンソン)のもとに行き、
自分の人生を返せすよう脅すが断られる。
↓
その後、ペンを改造したお手製の銃で偽物のサットンを撃つ。
↓
銃での傷は、死にいたるほどの傷ではなかったが、
2年前のローラに撃たれた傷を病院で治療していなかったため
見過ごされた動脈瘤が、今回の被弾で破裂し、死に至ることに。
↓
ウォルフォード・ベッシー(路地でネズミを釣っている男性)
偽物のサットンが死んでいるのを発見
ネックレスと布にくるまっていた懐中時計を奪う
↓
その後、古美術品の専門家セバスチャン・ディアコスが
死体に近づくが、ネックレスがなかったため何もせず去る。
(ネックレスの中に紀元前にフィリッポス2世が統治した時代のギリシャ金貨を隠していた)
↓
古美術品の専門家セバスチャン・ディアコスは、
ネックレスを奪ったウォルフォード・ベッシーに暴行し、殺害。
ディアコスが持っていたステラの名刺を発見。
↓
古美術品の専門家セバスチャン・ディアコス
ステラを待ち伏せし、ギリシャ語で
「ネズミ釣り男から何を取り上げたか教えろ」とステラに迫るが
反撃され、逃亡。
ちょっとした豆知識
Mac: Our James Sutton just became James Doe.
「ジェームズ・サットンは、ジョン・ドウになったわけだ。」
マックが、被害者はジェームズ・サットンではないとわかった時に言ったセリフです。
アメリカで身元不明な男性には、John Doe(ジョン・ドウ)という仮の名で呼ぶそうです。
(女性は、ジェーン・ドウ。)