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CSI:NY S5 第5話 「人生の対価」 The Cost of Living

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番組オフィシャルブログ

若き考古学者ジェームズ・サットンが、レトロなクラブ近くの路地で射殺される。クレジットカードや現金などは盗まれておらず、物盗りによる犯行の可能性は低い。サットンのシャツには青い液体が飛散しており、首元にはネックレスが引きちぎられた跡が。遺体近くからは、何かをくるんでいたと思われる布と土くれや汚れたミトン、無数の線が描かれた紙などが回収される。



以下ねたばれあり

むちゃくちゃ怖かった!!!

特にラストシーン。

ステラ!早く!ステラ!!!とバタバタと足踏みしながら観ていました。

CSIでも手が届かない領域にいる犯人。

いつか逮捕することはできるのでしょうか!?

また、あの男が今後、あのギリシャ金貨を奪いに来る事件があるのでは?

と嫌~な余韻がじんわりと…。

ステラが今後襲われることはないですよね…。

冒頭シーンはまさにインディー・ジョーンズな感じで面白かったのになあ。

まさか、彼が別人になりかわっていた人物だったとは。

このどんどん良い意味で観ているものを裏切っていく展開!

やっぱり面白すぎます!

(これだから、日本のドラマなんて観ていられませんっ!)

上記にも書いた、ギリシャ政府がらみの展開にはもう脱帽。

これがたった45分間のドラマの1話分の内容なのだから凄いです。

(褒めすぎ!?でも面白いんだもの!)

今回もゲストスターが色々登場しましたね!

「4400」のカイル(チャド・ファウスト)が登場した瞬間、「あ、犯人だな、きっと。」とわかってしまったけれども、今回も一癖ある役を演じていてよかったです。

また、ローラ役に「LOST」のアレックスを演じているタニア・レイモンドが登場していました。何だかどこかにベンがいそうな感じがしました~。

☆事件の流れ☆

3年前

ジェームズ・サットン

(現在、ロングアイランド在住、灯台博物館に勤務する男性)

自分の人生を売って新たな生活を手に入れようと計画

ミッチ・ヘンソン

ジェームズ・サットンの人生を50万ドルで買い、考古学者となる。

2年前

キプロス北部ニコシア郊外

発掘を頼まれたローラは、サットンに先を越され憤慨。

ローラが銃で脅し、もみ合いになり、倒れた弾みでサットンを撃ってしまう。

サットンは、ローラをかばうため、医療機関を受診せずに

ローラの手で銃弾を体から取りだしてもらう。

本物のサットン

自分が売った人生で、ミッチ・ヘンソンが

脚光を浴びるようになったのが不満

偽物のサットン(ミッチ・ヘンソン)のもとに行き、

自分の人生を返せすよう脅すが断られる。

その後、ペンを改造したお手製の銃で偽物のサットンを撃つ。

銃での傷は、死にいたるほどの傷ではなかったが、

2年前のローラに撃たれた傷を病院で治療していなかったため

見過ごされた動脈瘤が、今回の被弾で破裂し、死に至ることに。

ウォルフォード・ベッシー(路地でネズミを釣っている男性)

偽物のサットンが死んでいるのを発見

ネックレスと布にくるまっていた懐中時計を奪う

その後、古美術品の専門家セバスチャン・ディアコスが

死体に近づくが、ネックレスがなかったため何もせず去る。

(ネックレスの中に紀元前にフィリッポス2世が統治した時代のギリシャ金貨を隠していた)

古美術品の専門家セバスチャン・ディアコスは、

ネックレスを奪ったウォルフォード・ベッシーに暴行し、殺害。

ディアコスが持っていたステラの名刺を発見。

古美術品の専門家セバスチャン・ディアコス

ステラを待ち伏せし、ギリシャ語で

「ネズミ釣り男から何を取り上げたか教えろ」とステラに迫るが

反撃され、逃亡。

ちょっとした豆知識

Mac: Our James Sutton just became James Doe.

「ジェームズ・サットンは、ジョン・ドウになったわけだ。」

マックが、被害者はジェームズ・サットンではないとわかった時に言ったセリフです。

アメリカで身元不明な男性には、John Doe(ジョン・ドウ)という仮の名で呼ぶそうです。

(女性は、ジェーン・ドウ。)