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CSI:NY S5 第22話 「父への祈り」 Yahrzeit

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オフィシャルブログより

オークション・ハウスで、ネックレスが60万ドル超えで競り落とされようとしている最中、鑑定人のザンダー・グリーンが腹部の傷口を押さえながら会場に乱入。そのまま倒れて息絶える。ザンダーは腹部を撃たれており、彼の携帯電話は発信状態のまま48分が経過。グリーンが倒れたのは40分前であることから、通話相手が何かを聞いている可能性が高いと分かる。ステラとダニーはザンダーの血痕をたどり、殺害現場が彼のオフィスであることを確認する。








以下ねたばれあり!

気づけばもう1カ月もブログを放置したままでした。

体調悪化で、自宅療養中…といえば聞こえがいいのですが

要するにゴロゴロしていたとも言えます。

PCはつけっぱなしで、たまにお気に入りのブログをROMってばかり。

今日もブログを更新するつもりはなかったのですが…、

今朝、このエピを見て号泣!

私の中で、理想の上司ナンバーワンだったマック・テイラー。

もう一生ついていくぜ!というほど感動してしまいました。

確かに、話が出来過ぎなところはあります。

そんなばかなーと言いたくもなるけど、ドラマなんだから!

いいじゃん!いいじゃん!

☆事件の流れ☆

第二次世界大戦中

ホロコースト

ユダヤ人、エスター・シュニッツラーの一家は国外逃亡を計画

近所に住むクラウス・ブラウンというドイツ人青年に国外逃亡の手引きを依頼

クラウス・ブラウンの正体はヒトラー青年団

ブラウンは、エスターから報酬のダイヤのブローチを受け取り

彼女たちをアウシュビッツ送りに。

一家は全員射殺

第二次世界大戦終了

ナチス青年団だったクラウス・ブラウンは、国外へ逃亡。

ユダヤ人に成りすましアメリカに入国

アメリカでの生活

エイブラハム・クラインという名で時計店を経営。

妻へエスターからだまし取ったブローチをプレゼントする。

息子は、父親の嘘を信じ、ユダヤ教徒に。

(むろん父親はユダヤ教徒にはならず。)

妻が亡くなり、昔ながらの時計店の経営は傾くばかり。

息子のためにと、仕方なくブローチをオークションへ出すことに。

今回の事件

エイブラハム・クラインは、鑑定人ザンダー・グリーンに出品を依頼。

ザンダー・グリーン…実はネオナチ。

ブローチを見て、ホロコーストの遺品だと気づく。

エイブラハム・クラインに

通報せずに黙っている代わりに…と恐喝。

エイブラハム・クラインは、ザンダー・グリーンを

ナチス親衛隊時代に使っていた銃で、殺害。

エイブラハム・クラインこと、クラウス・ブラウン逮捕。

マックの追及を受けるが、嘘をつきとおす。

イスラエル政府の担当者たちに面通しされていることを知り

ついに観念。ドイツ語で話しだす。

「滅ぼすべきだった。」

マックの父についてのお話が!

第6機甲師団の軍人だったマックの父が、収容所解放に参加していたことが判明。

ホロコースト記念館のアーロン・レズニックが、マックから父親の話しを聞き、

アウシュビッツ生存者の記録の中から、あるビデオを発見!

マックにメールで送ってきた。

それは、強制収容所の解放時、若き米軍兵士に救われたと語るあるユダヤ人の

証言ビデオで、その老人はマッケンナ・テイラー2等兵という青年に

救出された時のことを話していたものだった。

もちろんそれは、マックのお父さん!

The Holocaust victim: I was sleeping on the floor, I don't know for how many days. When he woke me, I got scared. I thought he was one of the camp soldiers. The SS, all knew the war was ending and they tried to eliminate as many Jews as they could. But, there was something different about this man standing over me. I could see it in his eyes and his uniform. He was an American. So young. I could tell the sight of me was too much. I was bald, maybe 80 pounds. But, this man, he was careful not to look as horrified as I'm sure he was. He wanted me to come with him, but my legs just wouldn't move. I was too weak, so he carried me out of the barracks and he gave me his jacket, something to eat, a Hershey bar. I took one bite, and that was all my empty stomach could handle. But nothing has ever tasted better. His goodness put back a little of the faith I have lost. My grandchildren put back the rest.

私は床で寝ていた。何日過ぎたかわからん。起こされた時は恐ろしかった。そう、てっきり収容所のナチスの親衛隊が来たかと思ったんだ。ドイツの敗戦が決定的と知り、連中は我々を始末しようと考えていた。だが、すぐそばにたたずむその兵士は、その人は何かが違った。まず見つめる目が違う。それに軍服もだ。彼はアメリカ人だった。歳若い兵士だ。私の姿はさぞや不気味に映ったろう。丸刈りの頭、35キロの体。だが彼は怯えたそぶりを見せまいとしてくれた。きっと内心はたじろいでいただろう。外へとうながされた。でも足が動かなかった。弱り切った私を彼が運んでくれてね。バラックを出ると、自分の上着を私にかけて、ハーシーズのチョコバーを差し出してくれた。一口かじったが、何せ胃がからっぽなものだから、それが精いっぱい。でも、この世のどんなごちそうより美味しかった。彼の真心のおかげで神への愛をほんの少し取り戻せたような気がするよ。残りは孫達が取り返してくれた。

The interviewer: And what was his name?

インタビュアー:そのアメリカ人の名前は?

The Holocaust victim: Taylor. Private McCanna Boyd Taylor.

ホロコースト犠牲者:テイラー。マッケンナ・ボイド・テイラー二等兵。

ポーカーフェイスのマックが泣きました!私も大泣き!