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クリミナル・マインド S4 #23 トラックキラー Criminal Minds "Roadkill"

Criminal Minds - Season 4 [Import anglais] [DVD]

オフィシャルブログより抜粋
オレゴン州ベンドで、相次いでふたりの女性が轢き殺された。1人目は朝のジョギング中に殺され、2人目は山道で車がエンストし、助けを求めるために道路を歩いていたところを殺される。ふたりともはねられたあと、さらにバックで轢かれているために、同一犯の犯行と見なされた。BAUは、犯人はレイプ犯に近く、車から力や支配の快感を得ており、肉体に自信のない男性だと分析。ただ、レイプの代償行為にしては、被害者に女性であること以外に共通点がないのが奇妙だった。現場の地理的状況や、車がエンストするように細工されていたことから、この殺害がランダムなものではなく、ふたりを狙った緻密な犯行と断定。また、被害者の夫の証言から、犯行に使われたのは国産の黒いトラックであることが判明した。

以下ねたばれあり

 

今回は事件としては、いまひとつでしたが、ギル・ボナーという男性の存在でストーリーに厚みが出て、少々変わっていて面白かったです。

ギル・ボナーは、自分の脇見運転のせいで、対向車が崖に転落してしまったのでは?とずっと悔やんでいる男性。
忘れたいと思いながらも、毎日のように事件現場から道路を眺める日々。
仕事も手に着かず、家族も心配していた。

 


今回の連続殺人犯が、恨んでいる人物は自分だと思い込み出頭。
しかし結局、ボナーとすれ違った車は、脱輪しただけですんでおり、車種もフォルクス・ワーゲンと判明。
JJから「あなたは誰にも言えず、長い間苦しんでいた。でもあなたは誰も傷つけてない」と言われ、ようやく安堵の表情を。

しかし…、結局犯人が追っていた人物は結局わからずじまい。
車も赤のクーペでもなかったかもしれない。
殺された3人は無駄死にとしか言いようがない。

今回の面白かったシーンは、やはりガルシア!
なんと、ケビンが国家安全保障局のサイバー戦争の分析官になるため、面接をしていたことが判明。
遠距離恋愛どころか、海外勤務。
場所は、国家機密で明らかに出来ないという。
「いっしょに行かないか」というケビンに言われて動揺するガルシア。
けれど…結局は、転職話は無かったことに!
理由は、ハッカーがそのプロジェクトのデータベースに侵入、プロジェクトそのものが中止に。
ハッカーといえば、ガルシア。
ケビンが行く国がどこだか知りたかったのかな?
ケビンは、ガルシアがそのハッカーだとわかっていたが、「君のことは置いていけなかった。」とガルシアを許していました。
まさか、2人は別れることに?と最初は焦りましたが、こんなオチだったとは!
二人らしい結末でホッとしました。